死病の結核を自力で治した中村天風さんの入門書「君に成功を贈る」
昨日、インドから日本にヨガを広めた「中村天風」さんのお話に少し触れたので、今日は天風さんの本について紹介します。
「中村天風」さんはナント、当時死病とまで言われた結核を、自力で治してしまった人です。
健康な方にも、病気に悩む方にも、一度は手に取って読んで欲しい本です。
その本の名前は、「君に成功を贈る」です。
「君に成功を贈る」はどんな本?
著者の中村天風さんは、若いときに
当時死病と言われた結核を患い、
「もう治らない」
と医者からも見放されてしまいました。
しかし天風さんはあきらめることができず、
自分の体を、心の苦しみを、救ってくれる方法がないかと
世界中を旅することになります。
しかし、世界中のどんな権威のある先生も、
天風さんの苦しみを取り去ることはできませんでした。
失意の中、日本に帰ろうと船に乗る途中、
インドのヨガの先生と出逢い、
先生に付いて修行をすることに。
そして、ヨガの修行の末、
天風さんは心の苦しみだけでなく、
なんと結核も治してしまいました。
天風さんはその後、自分が救われた方法を持ち帰り、
講演を通し、死ぬまでの50年に渡って
日本人に伝え続けました。
それも、とても実践しやすい方法で。
この「君に成功を贈る」は、そんな中村天風先生が、
なんと90歳の時に行った若者向けの講演を、
活字に起こしたものです。
人生を素晴らしく生きる方法を説いたものです。
「君に成功を贈る」をオススメする理由
タイトルに「成功」って付いていて、
よくある成功哲学書とかと一緒と思われるかもしれませんが、
全然違います。
正直なところ、僕はこの本を
全ての日本人に読んで欲しいくらいです。
「くよくよせず、前向きに生きることが大事」
「心と体はつながっていて、
ストレスが病気の原因になること」
そんなこと、現代人なら誰もが聞いたことありますよね。
ただ問題は、どうやったらそんな心を持つことができるのか?
です。
その具体的な方法が、この本に書いてあります。
そして何よりも書かれていることの
説得力がハンパありません。
なにせ、死病の結核を乗り越えただけでなく、
戦争で片方の肺が半分機能しなくなっていたり、
片目が見えなかったり、ハンデを抱えながら
92歳まで生きた人ですからね。
他にも、読んでいて自分の生き方を考えさせられ、
はっとさせられること、いっぱいありました。
たとえば、僕が今までの人生で言われて、折に触れて
「みんなに好かれる必要は無い」
ていう考え方を聞いたりしてきました。
だけど、僕はできれば、周りの人に嫌われたくないです。
できれば好かれたいです。
心の奥の方で、ずっとそう思って生きてきました。
しかしこの本でハッキリ書いてあるのは、
「他人に好かれる人間なりなさい。
これが人生で最も大事なことだよ。」
です。
もう僕はこれだけで、
「自分の想いを肯定してくれた」
と、救われた気持ちになりました。
もちろん、どうすれば人に好かれるか?
方法もちゃんと書いてありますよ。
そして、さらにオススメな理由としては、
とっても読みやすいことです!
語り口調で分かりやすく、内容も面白いので
一気に読めてしまいます。
僕は中村天風さんの本を10冊近く読みましたが、
その中でも一番分かりやすく、
お値段も手ごろで入門書としては最適です。
ぜひあなたも、中村天風さんの「君に成功を贈る」
を読んでみて下さいね。
Amazon へのリンクです。
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「君に成功を贈る」が気に入ったら
もしあなたが「君に成功を贈る」が気に入ったら、
次に読んで欲しい本として、
「幸福なる人生」
をオススメします。
こちらは、一気に読めてしまう「君に成功を贈る」とは違い、
かなりのボリュームがあります。
しかし、その分内容はものすごく濃いです。
天風哲学のエッセンスが全て入っていると言っても過言ではありません。
詳しくはこちらの記事でお話しましたので、
ぜひ合わせて読んでみて下さいね。
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中村天風「君に成功を贈る」の次は、ぜひ「幸福なる人生」を読もう!
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