大腸内視鏡検査の準備 ~ 検査前に大腸内をキレイにするツラい方法
こんにちは、べっちです。
前回は、僕が大腸ガンにかかる前のお話と、
近くの病院に診てもらいに行った時のお話しをしました。
前回のお話はコチラ
今日は、大腸内視鏡検査を当日始める前の準備についての
体験談をお話ししますね。
個室にするか?大部屋にするか?
さて、内視鏡検査を受けるに当たり、
まずは1泊2日の入院の手続きが必要になりました。
その時に病院の受付で聞かれて迷ったことは、
個室のベッドにするか?大部屋にするか?
です。
個室となると、ベッドの健康保険が効かないことは知っていました。
なので僕は以前から、もし病気になったとしても、
「大部屋を希望するんだろうなぁ」
となんとなく思っていました。
しかし、やはりナーバスになっていたんでしょうね。
やはりこんな時くらいは一人の部屋で気兼ねなく過ごしたいと思い、
結局個室を希望してしまいました。
(このあと数か月にわたり何回か内視鏡検査を受けることになるんですけど、
その時には大部屋を希望しました。
少し慣れて精神的にも余裕がでてきたからです)
ひたすら飲み続ける下剤
また少し汚い話になってしまいますが、
午後はひたすら下剤を飲み続け、便を出し続けました。
なんで下剤を飲むかというと、
内視鏡検査をするためには、大腸の中をきれいにする必要があるからです。
もしお腹の中に便が残っていると、便が邪魔をして
重大な病変を検査で発見できないということになりかねません。
下剤は液体でポカリスエットに似た味がします。
2リットルの大きな容器を渡されて、
紙コップに注いでチビチビと飲み続けるよう指示されました。
始めのうちは意外にも甘い味がしたので、
「まぁまぁこんなものかな」
と飲み進めることができました。
そしてしばらくのうちは便意が来ることもなく
呑気にテレビを見ていたのですが、、
しばらくして便意は徐々にやってきました。
それから先はトイレとベッドを行ったり来たり。
食事できない分、栄養剤の点滴がつながっているので
移動する時には点滴が邪魔でかなり煩わしかったです。
次第にだんだんと移動が面倒になり、、
最終的には下剤を入れたコップを片手に持って、
トイレにこもりっきりに。。
そしてそのタイミングで看護師さんに来られたりするので、
対応にちょっと困ってしまいました。
内視鏡検査は、大腸の中の便を全て出し切らないと開始できません。
それを確認するのが、看護師さんによる便の色チェックです。
(ほぼ無色透明の便になればOKです。)
基本はナースコールで看護師さんを呼んで
便の色をチェックしてもらうのですが、
ときどき看護師さんの方から気にしてくれて
来てくれたりするのです。
看護師さん:「便の色はどうですか~?」
僕:「いい感じに薄くなってきたのでちょっと見てほしいです」
~~ そそくさと便を披露する準備をしてトイレから出る
僕:「どうですかねぇ」
看護師さん:「うーんもうちょっとですかねぇ。」
僕:「はい~。。」
便の色は、惜しいところまでは薄くなっているのに、
その後OKが出るところまでは結構時間がかかってしまいました。。
下剤の味も、最初はまぁまぁ飲めたのに、
後半になると薬っぽさが気になり、
だんだん気持ち悪くなり、、かなりしんどかったです。
2リットルの下剤は全て飲み切ったのに、
まだ便の色が透明じゃないので
1リットルも追加されるハメに。。
まぁ、便の色さえ透明になってOKが出れば、
全部飲みきらなくてもよいのですけど。。
僕の場合は初診当日に急きょ内視鏡検査をすることになったので、
余計に時間がかかったようです。
というのも、通常は大腸内視鏡検査の場合、何日か前からの食事制限と、
前日から固形の下剤を飲んで
腸の中をまぁまぁキレイにしてから当日に臨むからです。
そして、夕方位になってやっと
看護師さん便の色チェックOKが出ました~。
「ようやく検査が始められる」
と少しホッとしていたのですが、
そこから先も他の人の内視鏡検査が終わるまで
しばらく待つことになりました。
というのも、便の色チェックがOKになった人から
内視鏡検査は始められるんですけど、
他の人が内視鏡検査をしている間は
待つしかないんですよね。。
なんせ検査してくれる先生は一人しかいませんし。。
看護師さんからは予想外の一言が。。
「内視鏡検査が始まるまで、
少しずつ下剤を飲み続けてください」
きっと、じっとしているだけでも大腸の中が汚れていくので、
検査が始まるまで大腸が綺麗な状態を保つ必要があるのでしょうね。。
さぁて、次回は内視鏡検査の本番についてお話しをしますね。
次回のお話はコチラ
↓↓
大腸内視鏡検査は意外とあっさり終了。残ったのは不安と恐怖。。
- None Found
ディスカッション
コメント一覧
すごい丁寧ですね!自分も行きましたが、まさにおんなじ流れでした!