ガン再発不安のため内視鏡。2年前ポリープが40個あった僕の大腸の今
こんにちは、べっちです。
昨日は、最近の度重なるお腹の不調により、
「もしかしてガン再発じゃないか?」
と診察を受けにいった話をしました。
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東邦大学大橋病院 2018年6月20日 移転開院当日に初診 ガン再発不安
腹部エコー検査では大きな病変は無いと言われたので、少しは安心しています。
(別途受けに行ったCEATの検査でもガンの活性は無いと言われたので、より安心しています。)
でも、やはり内視鏡で腸の中を直接見てもらうまでは完全には安心できません。
というわけで今日は引き続き、
これから内視鏡検査を受けに行くところです。
(リアルタイムに記事を追記していきます。)
朝に液体の下剤をしこたま飲む
2年前に「中目黒消化器クリニック」で検査を受けた時には検査入院だったので、検査前の下剤は病室で飲みましたが、今回は「東邦大学大橋病院」での検査となり、下剤は自宅で飲んでいくことに。
病院が違うとやり方も違うのですね。
もらった下剤はこちらのニフレックという下剤です。
この中に水を1リットル入れて振って溶かします。
(まだ溶かす前なので、下の方に白い粉が沈んでいます)
溶けたら2リットルの線まで水を入れます。
検査前に飲む下剤はとっても飲みにくい
溶かしたら、2時間かけてひたすら飲みます。
味は甘くなく、少し酸っぱい感じです。
2年前に中目黒消化器クリニックで飲んだ下剤は甘くてポカリスエットみたいな味だったのですが、その時は恐らく飲みやすいように味付けしてあったのでしょう。
でも、飲みにくさは甘くても甘くなくても、変わりありません。。
最初のうちは割とクイクイ飲めるのですが、残り1リットルを切ったころから気持ち悪くなって飲むのが辛くなってきます。
仕方ないので今回水で薄めてみたりもして多少は飲みやすくなりましたけど、水で薄めると飲む量が増えてしまうので、良いことばかりではありません。。
内視鏡検査でツライのは、やっぱりこの飲みにくい下剤を2リットルも飲まなくてはいけないことですね。
肝心のお通じは・・・
下剤の効き目の方は完璧です。
飲んでから1時間くらい経ってから出始め、その後はどんどん出てきてトイレから離れられないように。。
だんだん色も薄くなっていき、2時間半くらいたったらほぼ無色になりました。
ただ問題は、病院まで歩いていく最中にトイレが我慢できなくなったらどうしようかということです。
東邦大学大橋病院での内視鏡検査
(ここから先は内視鏡検査後に書きました)
病院に行く途中のトイレはなんとか我慢でき、いざ内視鏡検査に臨みます。
しかし、昨日の診察に引き続き、移転開院2日目の病院は結構バタバタしていました。
2診目以降で「科」が同じ場合には診察券で自動受付できるとの案内をしてもらったのですが、なぜか受付エラーになったり。。
内視鏡検査室の入る方法が分からずスタッフの方に聞いてみても、スタッフの方も入り方を把握していなかったり。。
システムも不安定だし、スタッフも慣れてないし、やっぱり大きな病院の移転って大変なんだなぁと思いました。
内視鏡検査で着る検査着
ようやく内視鏡検査室の中に入ることができ、受付を済ませ、検査着に着替えることに。
検査着は、薄手の羽織りと検査用パンツです。
検査用パンツは最初からお尻のあたりが開く形状になっていました。
男性だと普通のパンツは前開きですが、検査着は逆ですね。
もちろん履く向きについては説明がありますけど、もし向きを間違って履いたら面倒なことになることでしょう。。
着替えた後にスリッパが無いことに気付き、裸足でいいのかなと思って裸足で椅子に座って待っていたら、受付の方に
「あれ、靴はどうしたんですか?」
と声をかけられ、
僕:「あ、靴履いていいんですか?」
受付:「履いていただけると助かります」
という会話の後、
『検査着に革靴(靴下なし)』
というなんとも不恰好なスタイルになってしまいました。
いざ、内視鏡検査
2年前の「中目黒消化器クリニック」での4回に渡る内視鏡検査では全て鎮静剤で眠らされた状態でしたが、今回は初めての起きたままの状態での内視鏡です。
ベッドに寝て、痛み止めの点滴を入れて、
その後は眠らされるのではなく起きたまま、
「よろしくお願いします~。まずは手を入れますね~。」
とご挨拶をいただき、ほどなくして
お尻に先生の手が入りました。
触診というやつですね。
恐らく、カメラがちゃんと入りそうかどうか確認したのだと思います。
そして、
「それではカメラ入れていきますね~」
と言われ、お尻にカメラが入ってきました。
カメラが中に入ると自分の肛門の中・大腸の中が丸見えで、興味津々でモニターに見入ってしまいました。
肛門・腸管の中はとても狭いように見え、
無数にある膨らみやヒダは、
「全部ガンなんじゃないか」
と内心ビクビク、心臓バクバクでした。
不思議だったのは、肛門あたりにはカメラが入っている感覚はあったのですが、それ以上奥の直腸・結腸あたりはカメラが入っている全く感覚がなかったことです。
終始ツラかったのは、腸管を観察するために注入された空気です。
空気が追加される度に少しずつお腹が圧迫されて、かなりの痛みがありました。
「ガスが溜まったら遠慮なくオナラ出してもいいですよ」
と言わたので「それなら」と思い、出したかったんですけど、特に出したいということもなく、お腹に溜まり増え続ける空気による痛みについてはガマンするしかありませんでした。
カメラを奥に入れていく中で、途中あまりにも腸壁の膨らみが気になり、つい先生に
「何か悪い物、見つかりましたかね」
と聴いてしまったのですが、先生の答えは
「今のところ見当たらないですね。
でも観察は一番奥からカメラを戻しながらになりますので、後ほど詳しく見ていきますね」
との返事でした。
どうやら「ガンかも」と思っていたのは、単にそういう腸の形というだけだったようです。
内視鏡を腸の奥に進めるには今回かなり難航したようで、途中ベテランっぽい先生にバトンタッチする場面もありました。
それでも数十分後には一番奥にたどり着き、そこから先はゆっくりと引き戻しながら腸管を観察していくことに。
詳しい観察が始まってから出て来た先生の言葉はすごく意外で、
「腸キレイですね。とても2年前にポリープが40個もあったとは思えないです」
とのことでした。
そして、ラストの肛門の辺りで
「お尻の裏も見ますね~」
と言われてグリグリされたのが結構痛かったですが、ほどなくして検査は終わりました。
「ポリープは、ありませんでした。」
これを聞いた時の安心感は、格別なものでした。
内視鏡検査の費用は・・・
今回、東邦大学大橋病院で受けた内視鏡検査の費用はズバリ、
「5,610円」
でした。
安いですね~。
検査のみポリープ切除なしで健康保険が適用されるとこんなに安いのか。。
2年前の自由診療でポリープ切除した時は、一回10万円くらいしたのに。
検査前の下剤と、検査時にお尻に入れられる空気は痛いのはツラかったけど、これだけ安いのならもっと頻繁に受けてもいいかな、と思いました。
今回2年も検査しなかったのは、ちょっと間が空きすぎだったと思うので反省してます。
まとめ
- 内視鏡検査前の下剤は美味しくないのに2リットルもあって、やっぱり飲み干すの大変。
- 起きたままの状態で内視鏡検査は初めて。モニターで大腸を見ながらの検査はハラハラドキドキ。その場で先生と会話できるのは良いところだが、大腸に注入され続ける空気は痛い。
- 意外にも大腸にはガンもポリープも一つも無かったのは嬉しい限り。
でした。
検査後は特に食事制限もなかったので病院のカフェでランチをいただきました。
和の週替わり定食で、今週は鮭の塩焼き定食でした。
何事もなかった安心感に浸りつつ、美味しくいただきました。
ちょっと疑問が残るのは、最近のお腹の不調は何が原因だったのだろう?ということです。
内視鏡検査では何もなかったのに。。
そこのあたりは、来週診察があるので聞いてみようと思います。
それでは、今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。
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