「これ、たぶんガンです」医師からのストレートな告知

2018年2月6日

こんにちは、べっちです。

今日は、内視鏡検査の翌朝に、ガン告知を受けた時のお話をしますね。

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この記事内の目次

大腸の中の写真

「いやー、いっぱいありましたよ。
10個くらいポリープ取ったけど、まだまだ沢山あるよ。
若いのに珍しいね。」

検査入院の翌朝、田淵先生からの内視鏡検査後の所見で、冒頭からこんなことを言われびっくりしてしまいました。
 

「それでは大腸の奥の方の写真から見ていきますね。」

大腸の内視鏡検査は、大腸の一番奥に内視鏡を入れて、だんだんと引きながら検査していくという方法を取るそうです。

なので、検査後に見る写真についても、順番に奥の方から見ていきました。
 

「これ、ポリープですね。見た目分かりづらいですけど、ちょっと薬剤をかけるとこんな色になって判別できるんです。」

確かに、薬剤をかける前の写真ではポリープがあるか全く分からなかったです。
 

ちょっと予想外だったのは、ポリープの形です。

ポリープってキノコみたいな形のイメージがあって、取るときには茎の部分をチョキンって切るだけなのかなぁと勝手に思ってました。

でも実際には、ほとんど平べったくて、少しだけ盛り上がっているような形をしていました。
これを、特殊な医療器具で切除したのだそうです。
 

「これがポリープを取ったあとの写真です。
出血してますので、この部分をチタン製のクリップで止めてます。
特に害はないですし、2か月もすれば落ちます。」

『落ちる』ってどういうことなのか、だいたい分かってはいたのですが、念のため聞いてみました。

やっぱり案の定、便と一緒に排泄されるという意味でした。
 

その後は、1つ1つのポリープについて、
切除前と切除後の写真を見ながら丁寧に説明してもらいました。
 

いくつかのポリープを順に見て行ったあと、
あるポリープの写真を見ながら田淵先生に言われたのですが、

「これ、たぶんガンです。」

・・・ストレートなガン告知でした。

やはり、はっきり言われると
ずーんと重たい現実が体にのしかかってくるような
感覚に襲われました。

「このまま放っておいたら、
君は40歳くらいで死んでいたかもしれない。
早めに処置できてよかったですね。」

・・・死んでいたかもしれないなんて、
あっさり言うなぁ。。
でも、ガンになるっていうことは、そういうことだよな。

でも手遅れにならなかったんだ、よかった。
 

「それと、直腸のところに炎症があります。
 お腹の不調を訴えていましたが、原因はこれでしょうね。

 ちなみに、大腸ガンはかなり進行してからでないと
 痛みはありません。」

これを聞いて、お腹の不調のおかげでガンを発見できたのか!と、なぜか妙にポジティブな気持ちになりました。
 

ただ、このことについて今ではちょっと違う受け止め方をしていて、直腸の炎症と大腸に出来た初期のガンは、無関係ではない、と考えています。
 

体内の老廃物など、よくないものを体にためこんでいたから、僕の体のもともと弱い部分である大腸に、ガンや炎症が起きやすい状況になっていたのだろうと思います。
 

あとはもしかしたら、

「大腸の奥の方にガンがあるから、ちょっと直腸に炎症を起こして
 宿主(つまり僕)に教えてあげよう」

と、炎症の痛みを使って僕の意識にガンの存在を
体が教えてくれたのかもしれない、なんて、
ちょっとスピリチュアルかもしれない考え方も持つようになりました。
 

というわけで、ガンについては少し安心する結果だったのですが、
実は僕には、大腸のガンよりもっと気になっていることがありました。

それは、エコーに映った膵臓の白い影のこと。

これについては、また次回にお話ししますね。

次回の記事はコチラ
↓↓
膵臓の白い影は慢性膵炎?!大腸ガンだけじゃ無かったのか

それでは、今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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