東邦大学大橋病院 2018年6月20日 移転開院当日に初診 ガン再発不安

2018年6月22日

こんにちは、べっちです。

最近どうもお腹の調子が悪いなぁと思い、なんとなく嫌な予感がしています。

一週間近く便意が来なかったり
ひどい下痢をして溜まっていたのが全部出たり
そうかと思えば今朝は久しぶりに自然なお通じが出たり・・・

初期とはいえ一度大腸ガンを経験してますので、こういった症状には精神的に敏感になっています。
 

「もしかしてガンが再発しているかもしれない・・・」
 

「ガンが転移していたらどうしよう・・・」
 
 

そんな風に悩んだところでどうしようもないことは頭では分かっているのですが、一度不安になり出すと止まらないものですね。。
 

ざわざわと胸騒ぎして、
体の底から恐怖がこみ上げていて、
気付くと指がプルプルと震えてました。
 

そんな感じで昨日はお腹の症状よりも、
むしろ精神的に参ってしまい
仕事もまともに手に付かない状態に・・・。
 

これではイカンと思い、今日は休みを取って病院に行って診察してもらってきたところです。

そして明日、内視鏡検査となります。
 

受診した病院は、
「東邦大学医療センター 大橋病院」
という大学病院です。
 

実はこの病院、旧病棟から移転してきて
本日2018年6月20日に祝(?)開院当日です。

というわけで、今日は、
僕のガンが再発しているかどうかの実況中継と、
東邦大学大橋病院 移転開院初日のレビュー記事

になります。


スポンサーリンク

なぜイキナリ大学病院に行ったのか

前回僕が内視鏡検査をしたのは、
「中目黒消化器クリニック」
という病院でしたが、今回はそこに行くのやめました。

なぜかというと、
中目黒消化器クリニックでの内視鏡検査・手術は健康保険が効かず、
治療費が高いから

です。
 
2年前は40個もポリープがあったので4回に分けて内視鏡をやってもらったのですが、
1回当たり約10万円もかかり、
4回の内視鏡で40万円くらいかかりました。

(医療費控除でいくらか戻ってきましたが。)
 

腕はイイという評判の先生なのですが、健康保険が効かないのは結構出費がキツイです。。

ガン保険や医療保険に入ってさえいればカバーできたのですが、僕は入っていませんでしたし。。

あっ、ガン保険の大事さについては、下の記事で詳しくお話しているのでゼヒあなたにも読んでいただきたいです。
↓↓
ガン三大療法は無力。健康保険の効かない治療にこそガン保険が必要!
 

というわけで、今回は健康保険が効いて家から歩いて行けるところを探したところ、娘が通っている保育園の近くに「東邦大学大橋病院」があることを思い出しました。

祖母や伯父が生前にお世話になった大学病院です。

大きな病院なので、仮に大がかりな手術が必要になったとしても、同じ病院で手術もらえそう、というのもありました。

(もしそうなった場合に手術の道を選択するかは置いておいて・・・)
 

紹介状の無い初診の場合、大きな病院なので別途「保険外併用療養費」として5,400円かかるのは少しネックではありました。

でも、ガン再発・転移の可能性を考えたらそんなことを言っている場合では無いなと思い、東邦大学大橋病院で診てもらうことに決めたのです。

初診日が偶然病院の移転日

実は、あわよくば昨日(2018年6月19日)に受診できるかなと思って病院に電話してみたのですが、昨日はナゼか病院はお休みでした。

不思議に思ってホームページを見てみると、2018年6月20日に病院移転とあります。
 

そういえば、移転の話は以前から知っていて、候補地で工事が進んでいるのも見ていました。

それが、まさか明日の話だとは!
 

病気のことは心配だけど、移転後の新しい病院初日に初診とは、なぜか少し楽しみになってしまいました。
 

そして今日、新病院まで歩いて行く際に旧病院に通りかかると、「移転のご案内」があり、新病院への道順が示されていました。

東邦大学大橋病院の閉院・移転案内
 

閉院となった旧病棟の外観は築何十年でしょうか?歴史を感じます。
東邦大学大橋病院の旧病棟
 

そしてコチラが新たに開院された新病棟です。(旧病棟から歩いて1分か2分程です)
東邦大学大橋病院の新病棟
(ちょっと汚れに見える部分は、汚れでは無くて雨です)

スポンサーリンク

病院移転初日のバタバタ感がすごかった

東邦大学大橋病院の移転初日は、患者さんとスタッフで溢れかえっていてすごい慌ただしい感じでした。

そして、患者の受付システムがとっても複雑で、僕が受診したい「消化器内科」に直接行けなかったのが少し煩わしかったです。

まず総合受付で初診の手続きをしてから、「消化器内科」に案内される、という流れになりました。
 

この一旦総合受付を挟むという流れは、今後の受診時も必要になりそうです。

大きな病院ですから「科」もたくさんあるので、全体の統制が必要なのでしょうね。
 

恐らく病院移転にあたって、大規模な受付システムの更改があったのでしょう。

旧病院とは受診の流れが大きく変わったようです。
 

周りの患者さんからも
・「回りくどい」
・「前の方が良かった」
なんて声が聞こえてきましたし、

スタッフでさえ、
・「分かりづらいですねー」
と話している人もいました。
 

でも、システムエンジニアの立場から言うと、前の方が良かったと思うかもしれませんが、受付のシステム自体を旧病院のように戻すことは不可能でしょうね。

大規模なシステムほど一度構築してしまうとカスタマイズに器官もコストもかかりますし。
 

なので、新病院では新システムに早く慣れて、スムーズに患者さんを各科に案内できるようになるといいかな、と思います。

スポンサーリンク

各科の受付にも、バーコード付きの受診票で。

総合受付を済ませると、次は消化器内科の受付です。

「科」での受付時には銀行のように番号札を取るのですが、番号札を取る際に必要になるのは総合受付でもらったバーコード付きの受診票です。

バーコードをリーダにかざすと番号札が出てきて、その札を持って呼ばれるのを待つ、という仕組みでした。
 

「消化器内科」の受診が終わると、
・「採血センター」
・「患者サポートセンター」

に行くことになるのですが、その際にもそれぞれ受付があって、受付前にバーコード認証で取得する番号札がありました。

もう、どこに行くにもバーコード認証が必要で、管理が徹底しているなぁと感じました。
 

恐らく大病院では多くの患者さんがいるので、患者さんを呼ぶのを忘れて何時間も放置してしまう、というようなこともあるのでしょうね。

このバーコードによる仕組みにより、大勢の患者さんを効率的に誘導できるのは間違いないと思います。
 

ただ、開院初日というのもあって特にお年寄りの方は勝手が分からず、迷っている方も多かったように見受けられました。

まぁ、これもまた初日というのもあってスタッフも多く、困っている方のサポートも十分行き届いているように思いました。

肝心の診察内容について

さて、右往左往しつつも無事「消化器内科」にたどり着きまして、いざ診察が始まりました。

問診票にはバッチリと

・2年前 初期の大腸ガン
  40個のポリープ切除
  うち3個がガン
・再発の不安あり
・便秘、下痢あり

と書いておきましたので、すぐに
「内視鏡検査が必要ですね」
という話になりました。
 

軽くエコーでも検査してもらったのですが、
 

肝臓も膵臓も問題ないですね。
 大腸も、大きな病変は見当たりません。
 ですが、小さなものはエコーでは分からないので内視鏡でしっかり見ましょう」
 

という話をいただきました。
 

「肝臓」については、大腸ガンの転移先としては「肝臓」が多いので、その肝臓に問題が無かったというのはうれしい限りです。
 

「膵臓」の方も、2年前に中目黒消化器クリニックで診てもらった時に「慢性膵炎」と診断されてその後治ったのですが、こちらも再発などしていないようで、安心しました。

恐らく「気血免疫療法」などの甲斐があったのかな、と思っています。
 

「大腸」も、大きな腫瘍はなさそうで少し安心しました。

便意がなかなか来なかったのは、
「大きな腫瘍で直腸をふさいでるのでは?」
なんて不安もありましたが、そうではなさそうで、他に原因がありそうです。
 

ちょっと気になる所見としては、
「2年前に40個もポリープがあったのは、何か病気かもしれない」
とのことです。

明日の内視鏡では
・ポリープが見つかるのか、
・見つかったとして何個くらいあるか、
・大きなものがあるか、
・ガンもあるか、、

やはり不安は尽きないですが、なるべく考えないようにしようと思います。
 

昨日はワールドカップで初めて日本が南米(コロンビア)に勝った日です。

自ら不安の中に飛び込むよりも、日本勝利の余韻に浸っているのが幸せな時間の使い方かもしれませんね。

会計も自動会計

会計も、バーコード付の番号札を取るところまでは他の科と一緒でした。

ですが、会計はさらにシステム化が進んでいて、なんと自動会計でした。
 

近所にあるスーパー「LIFE」も近頃自動会計なのですが、まさか病院にまで導入されるとは、ビックリです。
 

ただやはり、自動会計だとうまく出来ない人もいらっしゃいますので、人が対応してくれる会計窓口も必要なんじゃないかなぁと思っています。

まとめ

今日の話をまとめると、

  • 東邦大学大橋病院 移転開院初日は受付システム一新により院内バタバタしていた。
  • 各科までの誘導が階層化していて煩わしいが基本的には良く考えられているシステムだと思うので、運用側でうまく使いこなせるようカバーして欲しい
  • 僕自身のガン再発が有るのか無いのか?大きな病変は無さそうだが、詳しくは明日の内視鏡検査でしっかり見てもらう

でした。
 

大きな病変がエコーでは見当たらなかった、というだけでも再発転移を恐れていた僕の心を大きく安心させるには十分すぎました。
 

そして少し冷静になれてようやく考えれたことは、職場の人にいっぱい迷惑をかけていることです。

自分で勝手に悩んで、自分で勝手に精神的に追い詰められて、そして突然検査のために会社を休むなんて。。

社会人として失格ですね。
 

次回からは、内視鏡検査の予約は定期的、計画的に入れていこうと思います。
 

それでは、今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。

追記:翌日に受けた内視鏡検査について、コチラでお話しています。よろしければご覧ください。
↓↓
ガン再発不安のため内視鏡。2年前ポリープが40個あった僕の大腸の今

スポンサーリンク
この記事を読んだ方は、こんな記事も読んでいます
    None Found