【素直なカラダ】2話 なぜなら、あなたがあまりにも鈍感だからです
今日は、マンガ【素直なカラダ】
2話『刺激が足りない!』
についていお話します。
五十肩?四十肩?
今回のメインキャラは、
主人公「かの子」さんの上司、
籠目さんです。

素直なカラダ 第2話
籠目さん、腕を勢いよく回したら
グルグルっと回したら
突然ビビッ!っと来て・・・

素直なカラダ 第2話
・・・急に肩が
上がらなくなったとのこと。
かの子さんは
五十肩だの四十肩だの
言っていますが、
そもそも、
五十肩、四十肩って何でしょうか?
五十肩と四十肩に、
違いはあるのでしょうか?
五十肩と四十肩は同じ!
五十肩も四十肩も、医学的には
『肩関節周囲炎』
と呼ばれる疾患です。
この疾患となる条件は以下の通りです。
・肩が痛み、可動域に制限が生じる
・明らかな原因がない
上記のとおり、五十肩は、
あくまでも原因不明のものを指します。
原因が特定された時点で
もう五十肩とは言わない点が
面白いですね。
そして、五十肩と四十肩には
明確な違いはありません。
どちらが症状が酷いという訳では無く、
発症した年齢が、
40歳代であれば四十肩だし、
50歳代であれば五十肩、
というわけなのです。
これを聞いたかの子さん、

素直なカラダ 第2話
・・・明らかに籠目さんを和福玖堂に
連れて行こうとしていますね。。
継続して強い刺激を受け過ぎると鈍感に・・・
予想通り、かの子さんが籠目さんを
連れてきた場所は和福玖堂でした。
籠目さんが言うには、
俺 結構 強揉みが好きなんで──
がっつり
やっちゃってください」
とのことでしたが、
それに対する曲直瀬先生の答えは
まさかの・・・
そして、

素直なカラダ 第2話
・・・これは酷いですね。。
大事なお客さんに
こんな失礼な言い方するなんて。
でも、曲直瀬先生が
こんなことを言ったのは、
ちゃんと理由がありました。
籠目さんの場合、
・強いマッサージ大好き
・激辛大好き
と、今まで強い刺激を
継続して受け過ぎて来た経緯があります。
そして、人間の体は不思議なもので
強い刺激を受け続けると
刺激への耐性ができてしまうのです。
本来は繊細なカラダだった籠目さん
さらに籠目さん、
『肺』
の弱さを指摘されます。
ここで『肺』は、
臓器としての肺のことではありません。
前回のお話でも出て来た
東洋医学でいう五臓六腑のうちの
一つの『肺』です。
五臓六腑については、
前回のお話を参考にしていただければと
存じます。
↓↓
【素直なカラダ】1話 『肝鬱』主人公・かの子さんの頭痛の原因は…

素直なカラダ 第2話
この矢印の部分は、
肺兪というツボです。
守るために生えることがあるんですよ」
曲直瀬先生のこの説明を聞いた
籠目さんからもこんなお返事です。
昔はよく気管支炎になってたわー
つまり、籠目さんは本来は
繊細な体質。
必要な治療も強い刺激では無くて
繊細な治療だった、
ということのようです。
五十肩の改善と、知らなかったコーヒーの美味しさ
それからしばらく経って
かの子さん、籠目さんの話を
聞いてみたところ、、

素直なカラダ 第2話
しかし、籠目さんも
なかなかのあまのじゃくで、
良くなったのも……
時間の経過
ありきだな!」
と、素直じゃありません。
まぁ、東洋医学の治療って
即効性はないので、
治療のおかげで治ったのかどうか
分かりづらい部分は正直あります。。
ですが、その直後に飲んだ
いつものコーヒーが、

素直なカラダ 第2話
・・・むちゃくちゃ
美味しかったようです。
籠目さん、言葉にはしませんでしたが、
これは、明らかに治療の成果を
認めた瞬間でした。
コーヒーなんて
カフェインが採れればよい
と思っていた籠目さんでしたが、
ここにきて感じたことの無い
コーヒーの美味しさにビックリの様子。
生活の中で最近変わったことと言えば、
複数回通った和福玖堂だけです。
『半信半疑で通い始めた治療だけど
明らかに効いている・・・』
籠目さんの中で
そう納得せざるを得ないほどの
衝撃的な一杯のコーヒーでした。
まとめ
今日のお話をまとめると、
- かの子さんの上司「籠目さん」、突然の五十肩に襲われる。五十肩とはざっくりいうと、肩が上がらなくなる原因不明の疾患。
- 継続して強い刺激を受け続け過ぎると、体は刺激に対して鈍感になってしまう。本来の籠目さんは繊細な体質のはずだった。
- 複数回の和福玖堂での治療を経て、五十肩はかなり改善してきた。また、いつも飲んでいたコーヒーの味が格別美味しかった。
でした。
コーヒー一杯が
そこまで美味しいと感じるなんて。。
もちろん曲直瀬先生の
治療の成果もあるでしょうけど、
やはり籠目さんがもともと
繊細な味覚を持っていたからこそ、
というのが大きいかな、と思います。
でもやはり、籠目さんのそんな繊細さに
初対面ですぐに診抜いた曲直瀬先生、
やはりタダモノではありません。。
それでは、今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。
- None Found
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません