アルコールが行き着く先はキャバクラ?はたらく細胞BLACK 2話ネタバレ
こんにちは、べっちです。
7/9に発売されました「はたらく細胞BLACK」、昨日もお話したんですけど、続きもスゴク面白いです!
昨日のお話はコチラ
↓↓
ホラー映画顔負けの恐怖だった!「はたらく細胞BLACK」第1話感想
さわやか路線の本家「はたらく細胞」では描けないディープでBLACKな内容で、グイグイ話に引き込まれていきます!
今日はそんな「はたらく細胞BLACK」 第2話、
『肝臓、アルコール、誇り。』編についてお話します。
スプリンクラーから降ってきた液体はナント・・・
第1話から不摂生・喫煙・ストレスにより体内環境のBLACKっぷりがヒドいことになっていましたが、第2話でも体内は大変なことが起こります。
ベテランの赤血球は勘付いていたようですが、スプリンクラーから突如謎の液体が降り出しました。
はたらく細胞BLACK 1巻 40ページ
「なんだろう?」
と思ったのですが、
実はこれアルコールです。
ベテランさんは落ち着き払って、
いつも これだ…」
と教えてくれますが、慣れてない新米・赤血球クン達は酔っぱらってしまう羽目に。。
はたらく細胞BLACK 1巻 40ページ
実際には飲んだアルコールは小腸で吸収された後に肝臓に行き、一度に分解されなかった分が血中に流れてきます。
赤血球クン達はこの肝臓で処理しきれなかったアルコールで酔っぱらってしまったのですね。
そして赤血球クンが酔っぱらった勢いで、
「仕事なんてやってられっか~!!」と投げやりになっていると、
先ほどのベテラン赤血球が
「ワシらにも
たまには休息が
必要だろ」
と、とある場所に連れて行ってくれます。
そして、連れて行ってもらった先の場所は、
まさかの・・・
はたらく細胞BLACK 1巻 42ページ
「肝臓」という名の繁華街!
そして、入ったお店は案の定・・・
はたらく細胞BLACK 1巻 46ページ
キャバクラでした。
いやぁーこの展開には度胆を抜かれました。。
まさか、肝臓を繁華街に見立て、そこにキャバクラがあるなんて・・・
その発想、天才的だと思います。
肝臓の中で行われていることは・・・
現実世界ではキャバクラといえば酒を飲むのが普通です。
ですがココは肝臓の中のキャバクラ。
飲むのはお酒ではなく、お酒を分解する酵素です。
具体的には、
ADH | 「アルコール」を「アセトアルデヒド」に分解する酵素 |
---|---|
ALDH | 「アセトアルデヒド」を「酢酸」に分解する酵素 |
です。
「アルコール」から「酢酸」に直接変わってくれれば良いんですけどね。
間に「アセトアルデヒド」が入ってしまうのが厄介です。
これが分解しきれないと二日酔いの原因になってしまうのが残念なところです。
それにしても、女の子たちに「ほら あ~んして♡」と酵素の入ったグラスを勧められ、赤血球たちが「わーい♡」と飲む姿はなかなかシュールでした。
細胞達の人間ドラマや、ラブコメ要素も!
他にも第2話はグッとくるエピソードが満載で、
・女の子(肝細胞)たちの過酷な舞台裏
・ベテラン赤血球の衝撃的すぎる最期
など、ずっしりとした読み応えがありました。
単なる架空の話ではなく、実際に体の中で起きていることであることなので、より現実味を帯びて心に入ってくる感じです。
そして、ラストは意外にもラブコメ要素も。
お店から出て来た赤血球クンを白血球さんが目撃してしまい、なんだか微妙な雰囲気に・・・
はたらく細胞BLACK 1巻 63ページ
↓↓ 白血球さん、何も言わないんですけど、これは嫉妬の表情ですよね。
はたらく細胞BLACK 1巻 64ページ
めぞん一刻の「五代君」と管理人の「音無響子」さんの微妙な関係を彷彿させるようなワンシーンでした。
それにしても、BLACKらしからぬラブコメの展開は、ディープな中にほっと一息つける嬉しいサプライズです。
本家の「はたらく細胞」でも「赤血球さん ♀」と「白血球(好中球)さん ♂」はもう5巻まで進んでいるというのに、これから恋愛に発展するかどうかは微妙なところなんですけどね。
「はたらく細胞BLACK」では第2話にしてここまで微妙な関係に進展してしまうなんて、今後の2人がどうなっていくのかも楽しみです!
まとめ
今日の話をまとめると、
- 「はたらく細胞BLACK」では、本家の「はたらく細胞」では描かれないようなディープでBLACKな世界が描かれている。
- 「肝臓」という名の繁華街にはキャバクラが存在し、お姉さん達との楽しい会話や、アルコールを分解する酵素「ADH」「ALDH」により、やさぐれた赤血球クン達が癒される。
- BLACKな中でもラブコメ的展開もあり、ディープな内容で「ずーん」となった心をほっこりさせてくれる。
でした。
さて、続く第3話、第4話も読んだのですが、実は「はたらく細胞BLACK」はさらにディープな領域に入っていきます。
はたらく細胞BLACK 1巻 2ページ
アダルトカテゴリーまでは行かないもののかなり限界なカンジ。
コレは僕のブログで扱える範疇を超えてしまっているような気が・・・。
なので、まだ読んでない方は直接読んでいただけるとその凄まじさが分かると思います。
↓↓
はたらく細胞BLACK(1) (モーニング KC)
(・・・ただし、過激な描写も大丈夫な人に限ります)
というわけで、次回は第5話のお話をしようと思います!
それでは、今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。
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