はたらく細胞BLACK 2巻6話 水虫編 予想以上の体内環境悪化に茫然。

待望の『はたらく細胞BLACK』2巻
ついに発刊となりました。

まず、2巻の表紙を見て唖然です。
↓↓

なんか登場人物の全員が集まってるし、

『全ての働き者へ「お疲れ様」を!』
だなんて書いてあるし、

・・・もう最終巻フラグも
宿主の死亡フラグも
ビンビンに立まくってる
気がするのですが。。

「嫌だ、こんな面白いマンガ、
 たった2巻で終わって欲しくない!
 
 最終巻だなんて、
 宿主死亡だなんて、
 単なる僕の早とちりであってくれ!」

と思いながらページをめくりました。

予想以上に悪化していた体内環境

どうも宿主の喫煙や飲酒、
以前にも増して増えたようで、
体内環境はやはり
相当悪化した模様です。

とはいえ、ここまでは想定内。
予想通りといった感じです。

肝臓キャバクラがまさかの・・・

しかし、1巻の2話で出て来た
肝臓のキャバクラでガス抜きをしようと
くり出したところ、予想の斜め上を行く
事態が待ち受けていました。

はたらく細胞BLACK 肝臓で何が起きた?
はたらく細胞BLACK 2巻 6話

な・・・・・・?

あんなに華やかだった肝臓の繁華街が、
どういう訳か見る影も無く
荒廃してしまっています。
 

しかも、キャバクラに入ってみると、

やつれ切ったキャバクラのお姉さん
はたらく細胞BLACK 2巻 6話

あんなに綺麗だった肝細胞のお姉さんが、
完全にやつれ切ってしまっています。。
 

眩いほど輝いていた頃の
肝臓とお姉さんについては、
以下の記事をご覧ください。
↓↓
アルコールが行き着く先はキャバクラ?はたらく細胞BLACK 2話ネタバレ
 

お姉さんの話によると、

「アルコールのせいで
 中性脂肪が増えて
 肝臓の機能が弱っているの・・・」

とのこと。

うーん、彼女をこんなふうに
弱らせてしまうような無茶な飲み方、
やはり良くないですね。。

生殖細胞もあきらめの境地・・・

また、赤血球君が睾丸に
酸素を届けにやってくると、
精子ちゃん達の数が減っていて、
しかも元気もない様子です。。

こちらも、原因は喫煙、アルコール、
そしてストレスによる
男性ホルモンの低下も
原因と考えられるとのこと。
 

それでは、
「子孫を残す」
という究極の目標は
一体どうなってしまうのでしょうか?

赤血球クンが、睾丸ではたらく
セルトリ細胞さんに聞いてみたところ、

子孫を残すどころでは無い体内の状況
はたらく細胞BLACK 2巻 6話

・・・どうしようもない無力感が
背中から伝わってきます。。
 

なお、生殖細胞がまだ機能していた頃の
お話については、よろしければ
以下の記事をご覧ください。
↓↓
はたらく細胞BLACK 衝撃すぎる第3話「××編」ぶっちゃけまくり感想

水虫には、免疫力低下も影響していた!

そんな中、突如
足に無数の穴ができていることに
赤血球クン達は気付きます。

突然、足に無数の穴が・・・
はたらく細胞BLACK 2巻 6話

さらに、その穴からは、、

穴からは白癬菌が!
はたらく細胞BLACK 2巻 6話

これ、水虫の原因菌白癬はくせん菌』です。

そして、この後に続くセリフが
非常に興味深いものでした。

「白癬菌は本来なら体に
 影響を及ぼすほどの力など
 ない菌だが
 
 免疫力の低下に加え
 不衛生な環境で
 増殖してるんだろう・・・」

・・・水虫って、
不衛生な環境だけが
原因では無かったのですね。
 

古い銭湯とかで
足ふきタオルが感染源になる
というのは聞いたことがあります。

でも、免疫が正しく働いていれば、
免疫細胞達が未然に撃退してくれる

というのは目からウロコでした。
 

しかし、、
はたらく細胞BLACKの今の状況だと、
かなり免疫力は弱まっています。

それに対して
白癬菌の方は増える一方。。

さすがの白血球さんも、
あまりの多勢無勢っぷりに
為す術が無くなってきてしまいました。。

多すぎる白癬菌、少なすぎる免疫細胞
はたらく細胞BLACK 2巻 6話

・・・どうなる、、白血球さん。。

ここでも抗菌薬・・・

水虫はいったん肌の角質内部に浸食して
定住してしまうと
白血球での駆除は不可能となってしまいます。

また、時間がたって
皮膚が生まれ変わるスピードよりも
白癬菌の浸食スピードが速いため、
自然治癒も期待できません
 

なので、水虫を本気で治したいなら
僕としては不本意ながら、
抗菌薬を使わざるを得ない
ということとなります。
 

本当は、体に有用な菌も
一網打尽となってしまうため、
できれば避けたいところなんですけどね。

でも、緊急時に短期決戦で
ということであれば、
必要なケースも出てきて
仕方ないことかもしれません。
 

特に、以前お話した1巻の淋菌編なんて、
もし抗生物質がなかったら
命にかかわる事態となっても
おかしくありませんでしたし。。
↓↓
はたらく細胞BLACK 第4話「淋菌襲来編」絶体絶命の状況で吹いた神風
 

というわけで、今回は
『ブテナフィン塩酸塩』
という抗菌薬が使われた模様。

抗菌薬 ブテナフィン塩酸塩
はたらく細胞BLACK 2巻 6話

・・・その効果はてきめんで、
白癬菌は一網打尽。

劣勢だった白血球さんは
なんとか窮地を逃れることができました。

まとめ

今日のお話をまとめると、

  • 2巻の初っぱな、体内環境は予想以上に大変なことになっていた。やつれ切った肝細胞のお姉さんにはショック。。
  • 免疫力の落ちた体内に、白癬菌が襲い掛かる。多勢に無勢の白血球さん、大ピンチ!
  • 抗菌薬によりなんとか難を逃れた白血球さん。基本的には抗菌薬には僕は反対派だが、必要なケースがあって仕方ないかもしれない。

でした。
 
 
2巻の最初のエピソードは、
体内環境の酷さの割には水虫という
軽めのテーマだったと思います。

でもきっとこれは、
次回以降に来る
嵐の前の静けさなんだろうなぁ。。
 

それでは、今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。

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