はたらく細胞アニメ13話 出血性ショック後編 最終回 ネタバレ感想
頭部に大きなダメージを負った
この体。
損傷がヒドく、このままでは
命に関わる深刻な事態です。
そんな時でも、
赤血球たちに出来ることと言えば
体内の細胞達に
酸素を届け続けること位です。
・・・いや、
たかが酸素、されど酸素。
酸素供給の仕事をバカにしては
いけません。
酸素の供給が止まれば
細胞達は酸欠になって死んでしまうので、
酸素供給は非常に大切な仕事です。
というわけで、
主人公・赤血球さんと
新人の赤血球ちゃんは
酸素運搬を継続することになりました…
というところまでが
前回のお話です。
↓↓
はたらく細胞アニメ12話 出血性ショック前編 体内を襲った突然の衝撃
傷口付近は危険な断崖絶壁
赤血球さんと新人ちゃんが
傷口付近に着いて見ると、
そこはナント、断崖絶壁でした。

はたらく細胞アニメ13話(最終回)
一歩間違えば傷口に吸い込まれてしまう、
非常に危険な状況です。
そんな中、司令部では
効率良く酸素を運搬するため
血圧上昇のスイッチが押されます。
しかし、これは
完全に裏目でした。
ただでさえ危険な状況で
血圧が上昇してしまうと、、

はたらく細胞アニメ13話(最終回)
あぁ、多くの赤血球たちが
傷口に吸い込まれていって
しまいました。。
このように、大量出血時の初期は、
交感神経が興奮して血圧が上昇し、
余計に出血してしまう、
ということが起きてしまうのです。
主人公の赤血球さんと新人ちゃんは
大丈夫でしょうか・・・?

はたらく細胞アニメ13話(最終回)
・・・左側は、新人ちゃん
右側は、頭しか見えないけど
赤血球さんですね。
よかった。。
なんとか振り落とされないよう
しがみついていたみたいです。
体温低下により辺りは吹雪・・・
断崖絶壁はナントカ乗り越えた
赤血球の二人でしたが、
次に待ち受けていたのは
激しい吹雪でした。

はたらく細胞アニメ13話(最終回)
大量出血時には血液量が減少して
体温が低下するのですが、
それを吹雪として描写している、
ということです。
・・・うーん、
いくら体温が低下したからって
まさか吹雪とは。
でも、ミクロの世界で
はたらく細胞たちにとって、
その位のインパクトは
あるのかもしれないですね。。
この修羅場に直面し、
先に限界が来たのは
新人ちゃんの方でした。

はたらく細胞アニメ13話(最終回)
もう酸素の箱を持つ
手がかじかんでしまって
上手く持てないですし、、
何よりも、もはや完全に
心が折れてしまった様子です。
そんな新人ちゃんを励まそうと
「大丈夫?手を・・・」
と手を差し伸べる赤血球さん。

はたらく細胞アニメ13話(最終回)
しかし、後輩ちゃんは
その助け船を
断固拒否でした。
差し伸べてくれた手を
「バシっ」
と払いのけてしまいます。

はたらく細胞アニメ13話(最終回)
優秀な新人ちゃんには
もう分かっていました。
・他に赤血球なんて
誰もいない
・自分たちが頑張った位で
状況が好転するわけない
・もうこの体は
出血性ショックで死を迎える
そして何より、
先輩赤血球さんに対して
思いっ切りぶつけた
コチラの本音が辛辣でした。
後輩にカッコイイところを
見せようと思って
意地はって
ガンバってるだけなんでしょ?
無意味ですよ!!」
これを聞いている赤血球さん、
ただただ茫然とした
この表情です。

はたらく細胞アニメ13話(最終回)
こんな絶体絶命な状況で
追い打ちをかけるような
新人ちゃんの暴言・・・
さすがの赤血球さんにも
相当こたえているハズです。
でも、赤血球さんは、
僕が思っていたよりも
遥かに気高い心を持っていました。
彼女から発せられた次の一言は
非常に力強い言葉でした。

「私は最後まで酸素を運ぶよ!
それが私達の仕事なんだから」
はたらく細胞アニメ13話(最終回)
!!
アツいですね!
吹雪の中でも
赤血球さんのハートは
メラメラと燃え盛るようでした。
赤血球さんにも
頭では分かっていたはずです。
このままでは
どうあがいても
この体はもうダメだって。。
でも、だからといって
最期まで仕事を投げ出す理由には
ならない。
皆が待っている、、
早くこの酸素を届けなきゃ・・・
…アニメの世界とはいえ、
赤血球さん、本当にすごいです。
ここまで熱い気持ち、
僕には一生持てそうにありません。。
彼女の何分の一かでも
このような気高い心を持つことが
できたらなぁ、、と
思う次第です。。
輸血によりピンチ脱出!
そうは言っても、
あのまま行っていたら
宿主の体は本当に死ぬところでした。
しかし、幸運なことに
タイミングよく
大量の輸血がなされたもようです。

はたらく細胞アニメ13話(最終回)
よかった、助かった!
どこからともなく現れた
この赤血球たちは、
あっという間に体の隅々まで
酸素を行き渡らせました。

はたらく細胞アニメ13話(最終回)
やっぱり、いざという時には
輸血って命を救う
大事な行為なんですね。
また、献血された血液って
長期間保存できないので、
献血は常に必要とされている
という話も勉強になりました。
なお、この窮地を救ってくれたのは
何故か方言を語る赤血球たちでした。
どうも、色んな地方から
献血された赤血球のようです。
詳しくは下記、原作の感想記事で
お話していますので、
よろしければゼヒご覧ください。
↓↓
はたらく細胞 出血性ショック後編 最大ピンチに津軽っ子救世主降臨!
まとめ
今日のお話をまとめると、
- 傷口付近は断崖絶壁… 多くの赤血球が傷口に吸い込まれるが、赤血球さん達はなんとか耐え抜く
- 体温低下により辺りは吹雪。新人ちゃんの心は折れてしまう。しかし、最後の最後で赤血球さん、熱きハートを魅せてくれた
- 輸血によりどこからともなく現れた大量の赤血球により、なんとかこの体は一命を取りとめる
でした。
さて、アニメはたらく細胞、
全13話はこれで全て終了です。
もう終わってしまったと思うと
週末の楽しみが一つ
減ってしまったような。。
今のところ、続編は
予定されていないようですが、
まだまだアニメ化されていない
面白いエピソードは沢山あります。
ぜひぜひ、
来年でも再来年でもいいので、
アニメはたらく細胞の続き、
放送されると嬉しいなぁ。
それでは、今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。
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