はたらく細胞 イケメン白血球と赤血球の禁断の恋愛の行方を大妄想!
こんにちは、べっちです。
今日は「はたらく細胞」の主人公の一人
「白血球(好中球)」
について焦点をあててお話します。
※ストーリーのネタバレいっぱい含みますので、ご注意お願いします。
白血球(好中球)の迫力ある初登場シーン
僕たちの体の中で、「白血球」は最近やウィルスなどの外敵と闘ってくれる心強い存在だということはご存知だと思います。
「はたらく細胞」では、その「白血球」がイケメンお兄さんとして登場します。
初登場シーンはこんな感じでド迫力です。
はたらく細胞 1巻 9ページ
正確には、「白血球」の中で最も多い「好中球」 という名称ですね。
細菌をやっつけて血まみれの状態なので、なんだかホラーのようです。。
そして、もう一人の主人公、「赤血球」との初対面シーンはコチラ。
はたらく細胞 1巻 11ページ
おぉぉ、なんだかツッケンドンですが、イケメンだからカッコイイですね!
この二人、この後も何度も偶然再会し、「赤血球」が外敵に襲われているところを「白血球」が助けてあげるということを繰り返します。
体内の白血球、赤血球の量なんて天文学的な数字なので、実際には再会できる確率なんてほぼ0%なんですけどね。。
実物の「白血球(好中球)」「赤血球」
はたらく細胞では美形男女の「好中球」「赤血球」でしたが、実物だとこんな感じです。
◆白血球(好中球)
出典:Wikipedia
写真(光学顕微鏡)では色が付いていますが、実際の好中球は無色半透明の細胞です。
大きさは直径12μm~15μm。
1mm の 100分の1より少し大きい
ということですね。
1マイクロリットル(1mm 四方の立方体)
あたり2000~7500個くらい存在していて、
体全体では80億~300個くらい存在しています。
◆赤血球
出典:Wikipedia
こちらも写真では紫色っぽいですが、実際には赤い色をしています。
大きさは直径7μm~8μm。
1mm の 100分の1より少し小さい
ということですね。
1マイクロリットル(1mm 四方の立方体)
あたり400万~500万個くらい存在していて、
体全体では26兆個(新説)くらい存在しています。
全細胞の総数は 37兆個 と言われているので、
なんと全体の7割が赤血球で占められているということになります。
・・・こんなに数が多くては、やはり特定の「好中球」と「赤血球」が偶然出会う確率って、非常に低いですよね。。
白血球(好中球)が外敵を見つける仕組み
「はたらく細胞」の中では、白血球(好中球)が外敵を検知するとこんな風に頭の上の札がピンポーンと立ちます。
はたらく細胞 1巻 20ページ
・・・うーん、真剣な顔をしてますけど、なんとなく間抜けな感じがします。。
実際の好中球のレセプターはこんな風に一本だけあるのではなく、表面にある多数のレセプターで外敵を検知します。
「好中球」さんのレセプターですが、結構詳しく設定があるみたいです。
はたらく細胞 3巻 161ページ
「FCレセプター」と「補体第3レセプター」といった専門用語もありつつ、「音量調節機能」とか「補助インナー」とか、実際にはありえない設定も盛り込まれてて面白いですね。
愚直すぎて天然ボケっぽいところも・・・
好中球さんはレセプターも脱力系ですが、実は性格も天然ボケっぽいところもあります。
例えば雑菌に人質を取られて、
「返してほしければ言うことを聞け!」
と言われた時に、
はたらく細胞 4巻 148ページ
なんだかぎこちないし、表情が固いし、でも一生懸命なところが面白いです。
単なるイケメンではなくて、こんなお茶目な面もあって交感が持てます。
子供の頃に実は会っていた「赤血球」と「白血球(好中球)」
「赤血球」も「白血球(好中球)」も、元はといえば「骨髄系幹細胞」という一つのもので、分化したものです。
「赤血球」は、
「骨髄系幹細胞」
⇒「前赤芽球」
⇒「赤芽球」
⇒「赤血球」
というように育ち、
「白血球(好中球)」は、
「骨髄系幹細胞」
⇒「骨髄芽球」
⇒「骨髄球」
⇒「桿状核球」
⇒「好中球」というように育ちます。
そして、第一話で初対面だと思っていた「赤血球」と「白血球(好中球)」は、実は子供の頃に「骨髄」という名の保育園で一度会っていることが判明しました。
・「白血球(好中球)」は「骨髄球」だったころ、
・「赤血球」は「赤芽球」だったこ
ろの話です。
その時から既に「骨髄球」はイケメンで、子供ながらに「赤芽球」を必死に守ろうとします。
はたらく細胞 2巻 82ページ
この時はさすがに外敵の「緑膿菌」に歯が立たず、大人の白血球に助けてもらうことになります。
「赤血球」は大人になった今でもよく覚えていて、ふと、この時の子が「白血球(好中球)」じゃないかと勘繰ります。
はたらく細胞 2巻 91ページ
うーん、恋する乙女の目をしている気がするのは僕だけでしょうか?
そして二人の距離は徐々に近くなっていき・・・
白血球(好中球)も、自分でも気づかぬうちに恋しているのかも
「赤血球」はいつも道に迷ってばかりで、周りの人や「白血球(好中球)」に助けられてばかりなのですが、ある日、自分一人の力で体内を一周循環することを決意します。
それを知った「白血球(好中球)」は、
・また赤血球は道に迷うのではないか?
・雑菌に出くわすのではないか?
と「赤血球」のことが心配で気が気ではなく、バレないように後ろから付いていくことに・・・
はたらく細胞 3巻 9ページ
ちょっと怪しいですね。
ストーカーにも見えてしまいます。。
でも、「白血球(好中球)」本人としては完全に親心のつもりです。
まぁ、僕の目には恋心のようにも見えるのですが。
その後、「白血球(好中球)」の思った通り、
・赤血球は道に迷いそうになったり
・雑菌に出くわしそうになったり
なるたびに、赤血球に分からないようにこっそり手助けをすることに。
最終的に、自力で体内を一周できたと思い込んだ「赤血球」はこの喜びようです。
はたらく細胞 3巻 19ページ
「白血球(好中球)」のおかげで自信が付いて良かったですね!
その回の最後では、2人の距離はここまで大接近です。
はたらく細胞 3巻 26ページ
・・・このまま恋愛に発展していくかなぁと思ったのですが、その後はシリアスな回が多いというのもあって最新巻(5巻)まで進展はありません。
なんだかやきもきしてしまいます。
白血球と赤血球の今後の恋愛の行方を大胆予想!大妄想!
現状2人がお互いどう思っているかについて僕の考えを整理すると、
- 白血球(好中球)さんは赤血球さんのことを、気になる存在か、もしかしたらそれ以上に思っている。
- 赤血球さんは、白血球(好中球)さんのことをかなり好き。おそらく恋愛感情がある。
です。
2人の関係は、そんなに急には変わらないかもしれません。
ですが逆に、今後全く進展が無いということも考えにくいと僕は思っています。
5巻の「がん細胞編Ⅱ」まではシリアスな展開が続いたので、きっと近いうちに「ほのぼの」展開があって、何かしらの展開があるのではないかなぁと。
ただ、特に白血球さんは鈍感で、なんとなく赤血球さんの恋心に自力では気付けないような気もしています。
そこで、
・世話付きの「マクロファージ」
・おせっかいの「樹状細胞」
が現れて一役買ってくれるかもしれません。
マクロファージさんは、いつもの笑顔で何も気づかぬふりをしつつ、さりげな~く2人の恋愛を上手にアシストしてくれそうですね。
樹状細胞さんは、やる気を出すために放出した「サイトカイン」という名の昔の写真以外にも、とっておきの物質を隠し持っているかもしれません。
それを浴びると勝手にドキドキしてしまうような、そんな物質、あってもおかしくないと思います。
それかもしかしたら、ものすごい狭い部屋に2人っきりで長時間閉じ込められてしまうとか。
例えば血栓が出来て、毛細血管が狭くなって2人きり出られなくなってしまう状況なんてありそうですよね。
というわけで、以下僕の勝手な大妄想です。
↓↓
白血球さんが頑張って懸命に外に出ようとするも、何らかの理由で外に出られない。。
白血球さん自体は「遊走」により壁を通り抜けることが出来ますが、赤血球さんを外に出してあげることが出来ません。
仕方なく中で助けを待つことにしますが、時間はたっぷりあるので、お互いの話や2人の思い出話などで盛り上がります。
子供の頃に骨髄で助けてもらった話についても、ここで目の前にいる白血球さんが、助けてくれた「骨髄球」であることが明確に。
色んな話をするうちに、なんだか二人はいい感じになり・・・。
見つめ合い、もしかしてキスしてしまうんじゃないか?
と思った矢先、
キラーT細胞とNK細胞が助けに来てビックリ!
慌てて距離を取りますが時すでに遅し。
思いっきり冷やかされて赤面する2人。。
・・・なーんて、ここまでやっちゃうと「はたらく細胞」の世界観が崩れてしまうかもしれませんね。
でも、少しずつ2人の距離が縮まっていくことは、順当な予想だと思っています。
そして最終的には、やはりチューくらいはしてほしいなぁ、、なんて個人的には期待しています。。
終わりに
「はたらく細胞」は体の仕組みの勉強にもなりますが、やはり2人の恋の行方についても今後の動向が見放せないです。
でも、白血球と赤血球だと種類が違うから、禁断の報われない恋、という結末もありえますね。
それとも、あれこれ妄想もしましたけど、2人が惹かれあっていると思っていること自体、僕の勘違いかもしれません。。
とにかく、今のペースだと6巻がそろそろ出る気もするので、その後の進展が待ち遠しいです!
6巻の前に、7月7日から始まる「はたらく細胞」のアニメも、めっちゃ楽しみです。
↓↓ アニメのPV 第二弾、昨日公開されていました
おぉぉ、動画の最後にスピンオフとして
・はたらかない細胞 1巻
・はたらく細菌 2巻
・はたらく細胞 BLACK 1巻
も 2018年7月9日(月)に発売される旨、発表されていました!
でも作者はいずれも「はたらく細胞」の「清水茜」先生ではないようです。
「はたらく細菌」はあんまり評判がよくないので、その他の2つを読んでみようかなぁ。
スピンオフ作品の中でも「はたらく細胞BLACK」、メチャクチャ面白いです!
以下にレビュー記事書きましたので、よろしければご覧ください。
(ただし、ネタバレしてますのでご了承ください)
↓↓
ホラー映画顔負けの恐怖だった!「はたらく細胞BLACK」第1話感想
また、アニメについても以下の記事でレビューしていますので、よろしければご覧ください。
↓↓
アニメ「はたらく細胞」第1話 肺炎球菌編 原作との違いをネタバレ。
※イケメン白血球さんのお宝シーン集、以下の記事にありますのでゼヒゼヒ見て行ってくださいね!
↓↓
あのイケメン白血球さんが脱いだ!「はたらく細胞」超お宝シーン集
それでは、今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。
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