はたらく細胞インフルエンザ編 ナイーブT細胞クン 活性化して別人に!
今日は「はたらく細胞」の中でも
印象的なシーンを見せてくれた
「ナイーブT細胞」クン大活躍の
「インフルエンザ編」
についてのお話です。
ゾンビしかいない街・・・
ある日、少年が擬人化された
体内の街を歩いています。
しかし、通常なら一般細胞が
大勢歩いているハズが、
何故かこの街には誰もいません。
はたらく細胞 1巻 インフルエンザ
いや、実際には
誰もいないワケでは
ありませんでした。
何やら物音がして
その少年が振り向いた時に見たのは
なんと、ゾンビのような
化物だったのです。
はたらく細胞 1巻 インフルエンザ
このゾンビの正体は一体、、
ナニモノなんでしょう?
その答えは、
騒ぎに気付いて駆けつけた主人公、
イケメン白血球さんが
知っていました。
白血球さんが言うには、
元はただの
一般人さ
ただ・・・・
ウイルスに
感染してしまった
らしいな・・・・」
とのこと。
そしてそのウィルスとは、
はたらく細胞 1巻 インフルエンザ
・・・あの忌まわしき、
インフルエンザウィルス
でした。
それにしても、
まるで呪われたかぶり物みたいに
ウィルスを表現するなんて、
ユニークでとても面白いですね。
取り憑かれた細胞は、
かわいそうに、、
ゾンビになってしまっては
もう元に戻れないのでしょうか?
ウィルス感染細胞は、生きるか死ぬかを選択する
ウィルスに感染した細胞が
その後、どんな運命をたどるのか?
やはり「はたらく細胞」のように
ゾンビのようになり
そして、死ぬしかないのか?
・・・気になって調べたところ、
意外にも感染細胞にも
生き残りの道があることが
分かりました。
詳しく解説されていたのは
コチラのサイトです。
↓↓
RESEARCH:ウイルス感染細胞がたどる生死の分かれ道 岡崎朋彦 | 季刊「生命誌」 | JT生命誌研究館
・・・超ざっくりいうと、
- 感染細胞は、生き抜くためにインターフェロンという物質を使ってウィルスと戦う
- または、感染拡大を防ぐ為に、細胞死の道を選ぶ
- 生と死を選ぶ鍵は、ASKと呼ばれるたんぱく質群が関わっている
ということです。
インフルエンザ編の感染細胞達も、
ゾンビ化しながらも実はウィルスと
必死に戦っているのかもしれませんね。
先輩キラーT細胞達にパワハラを受けるナイーブ君
先輩キラーT細胞さん達に
白血球さん達に助けてもらったことが
バレると、ナイーブ君は
酷いパワハラを受けてしまいました。
はたらく細胞 1巻 インフルエンザ
ゾンビ達に襲われるわ、
先輩達にイビられるは、、
ナイーブ君、今日はトコトン
ツイテません。。
ですが、悪いけど正直な話、
人体を守る免疫系なら
もうちょいシッカリして欲しいかも。。
その根性ナシっぷりは
本当に筋金入りです。
再度、感染細胞が襲来した時なんて、
なんとナイーブ君、
一人逃げ出してしまうんです。
はたらく細胞 1巻 インフルエンザ
・・・こんな臆病モノなのに、
胸腺細胞時代に地獄の訓練に
よく耐えぬいたものです。。
それに、全体の3%しか生き残れない
超難関の試験に、彼のような軟弱者が
合格できるものなのでしょうか・・・?
なお、胸腺細胞編の地獄のシゴキ、
超難関の試験については
以下の記事でお話しています。
↓↓
キラーT・ヘルパーT細胞の青春が激アツ!はたらく細胞「胸腺細胞編」
樹状細胞さんによりナイーブT細胞クン、活性化!
ナイーブ君が逃げ込んだ先には、
これまた免疫系の重要人物、
樹状細胞さんがいました。
弱虫なんて
いない方が
いいんだーーー!!」
と絶望的に泣き叫ぶナイーブ君。
それに対し樹状細胞さんがかけた言葉は、
とっても優しいものでした。
はたらく細胞 1巻 インフルエンザ
さらに樹状細胞さんは、
ナイーブ君を元気づけるために
こんなモノを取り出します。
はたらく細胞 1巻 インフルエンザ
おぉ、
怪我して泣いてる先輩達・・・
一番手前に映っているのは、
普段は一番エラソーにしている
キラーT細胞です。。
この写真は
胸腺細胞時代にT細胞になる試験に
合格して間もない頃でしょうか?
彼らもナイーブ細胞だった頃は
全然弱っちかったのですね。
そして、はたらく細胞に出てくる
免疫細胞達は、基本的に
「昔の写真で活性化する」
という性質があるようです。
後の話でも出てくるのですが、
この昔の写真は現実世界でいうところの
サイトカイン。
先ほどお話した
「インターフェロン」という物質も、
「サイトカイン」の一種です。
なお、このサイトカインが鍵を握る話が、
5巻の「サイトカイン編」に
収録されています。
コチラについては下記の記事で
詳しくお話しています。
↓↓
腹黒美少年・樹状細胞の極悪非道ぷり爆発!はたらく細胞「サイトカイン編」
活性化後のナイーブ君、まるで別人・・・
樹状細胞クンの励ましにより
ナイーブ君、突然光り始め、、
はたらく細胞 1巻 インフルエンザ
そして、活性化した後の姿が
このトンデモないコワモテ。
とても同一人物とは思えません。。
はたらく細胞 1巻 インフルエンザ
並べて見ると
その変貌っぷりが
本当に良く分かります。
はたらく細胞 1巻 インフルエンザ
もはやジャンルすら
全然違うマンガになっている気が。。
例えるなら、
のび太が
ジョジョになった位の
インパクトです。。
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終わりに
個人的に、このナイーブ君の変身は
はたらく細胞の中でも
トップクラスで衝撃的なシーンでした。
この変身前後を
同じ人が作画したとは、、
ちょっと信じがたいです。。
なお、以下の記事で
はたらく細胞の名シーンを
ランキング形式で特集しています!
よろしければゼヒご覧ください。
↓↓
はたらく細胞ネタバレ感想 たたかう免疫細胞の名シーン集トップ5!
それでは、今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。
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