原作漫画・アニメが10倍味わえる!はたらく細胞ゼミナール全話感想
アニメ「はたらく細胞」の放送翌日には、各話の放送内容に合わせて細胞のこと、免疫のことをより詳しく教えてくれる動画、
「はたらく細胞ゼミナール」
が公開されています。
講師は代々木ゼミナールの人気講師、「鈴川茂」先生。
さすがプロ、しかも人気のある先生とのことなので、とても分かりやすく、そして楽しく解説されています!
このページでは「はたらく細胞ゼミナール」の各回の動画を紹介させていただきますね。
第0回 プロローグ
第0回は、2018/6/29金にアニメ放送前特番としてニコ生で放送された
『はたらく細胞研究所 ニコ生戦略室』
内で公開された動画です。
最初見た時には、先生のハイテンションっぷりが衝撃的で、しかも説明が本当に分かりやすく、やはり大手予備校で人気のある先生ってスゴいんだなぁと圧倒されました。
「はたらく細胞で活躍する細胞を
僕に紹介させてください!!」
と先生の方から逆にお願いしたりする場面や、派手なジェスチャーを交えた話術など、テレビで出てくるお笑い芸人のような面白さもあり、鈴川ワールドにグイグイ引き込まれていきます。
そんな「はたらく細胞ゼミナール」、第0回についてさらに詳しい感想・解説を下記でお話していますので、よろしければご覧ください。
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代ゼミの人気講師がアニメに登場しちゃった!はたらく細胞ゼミナール
- 第0回 はたらく細胞ゼミナール 要点メモ
- 「免疫」は、体内に侵入した細菌やウィルスを排除するシステム。
- 赤血球は、酸素を体のすみずみまで届けてくれる。呼吸できるのは赤血球のおかげ。
- 白血球は、細菌やウィルスをバクっと食べてくれる。
- 血液は骨の中の柔らかい部分「骨髄」という部分で作られる。
第1回 肺炎球菌
腸内細菌の数は100兆個とも言われ、
人間の細胞37兆個よりもはるかに多いです。
僕は今まで、
「人体の細胞よりも多くの細菌を
体内に飼ってるなんてヤバくない?」
と思ってましたが、
そういうことではないのですね。
腸管の中はあくまでも「体外」で、
腸内細菌は「体外」に住んでるってことなのです。
つまり、僕の大腸に出来たガンも
「体外」に出来たってことになるのかなぁ。
目に見える分はすべて
内視鏡で取れたっていうことなので、
恐らくそういうことなのだと思います。
はたらく細胞 アニメ「肺炎球菌」編については以下の記事でお話していますので、よろしければご覧ください。
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アニメ「はたらく細胞」第1話 肺炎球菌編 原作との違いをネタバレ。
- 第1回 はたらく細胞ゼミナール 要点メモ
- 口の中、胃の中、腸の中は全部「体外」
- 細菌のいるところは全て「体外」
- 体内の液体を体液。
血管に入っている体液を「血液」
リンパ管に入っている体液を「リンパ液」
という。 - 白血球は、サイトカインという物質に引き寄せられて血管とそれ以外のリンパ管などの場所を行き来する。
第2回 すり傷
第2回につついては、アニメ本編の「血小板ちゃん」の可愛らしさとは裏腹、「はたらく細胞ゼミナール」の方はかなり突っ込んだ内容も含まれていた思います。
たとえば「トロンボプラスチン」など難しい用語も出てきて、なんだか本格的でした。
基本的な話を分かりやすく解説した上でワンポイントちょっと難しい話も入れてくるのも、先生の経験から培った技かな?とも思ったりもしました。
難しい話が長くなると効いている人は置いてけぼりになってしまいますが、適度なところで切り上げるタイミングは絶妙だなぁと感心しました。
なお、はたらく細胞 アニメ「すり傷」については、下記の記事でお話していますのでよろしければご覧ください。
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はたらく細胞 スーパーかわいい血小板ちゃん 原作とアニjメ徹底比較!
- 第2回 はたらく細胞ゼミナール 要点メモ
- 白血球の中でも「好中球」は、細菌やウィルス侵入時に真っ先に現場に駆けつけて、外敵を攻撃してくれる頼もしい存在
- 体には外敵が侵入しないように「生体防御」があり、皮膚・涙・唾液・胃液・血小板の止血作用などがそれにあたる。
- 白血球には、「好中球」以外にも、「マクロファージ」「ヘルパーT細胞」「キラーT細胞」などがいる。
- フィブリン = 凝固因子(トロンボプラスチン、血小板因子) + カルシウム + 血液の血しょう
- 二次血栓 = フィブリン + 白血球 + 赤血球
第3回 インフルエンザ
第3回の動画で一番面白いと思ったのは、
「細菌に感染するウィルスもいる」
ということです。
人間にとっては細菌もウィルスも外敵ですけど、細菌にとってもウィルスは敵なんですね。
ウィルスは人間と細菌にとって共通の敵、というのは面白い事実だと思います。
そうなると、やっぱりウィルス感染細菌は、ウィルス感染細胞と同じようにゾンビ化して襲い掛かってくるんだろうか。
想像するとやっぱり怖いです。。
さて、「はたらく細胞」インフルエンザ編については以下の記事でお話していますので、よろしければご覧ください。
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治療薬も予防接種も毒物としか思えない!はたらく細胞インフルエンザ編
- 第3回 はたらく細胞ゼミナール 要点メモ
- 細菌は生物だが、ウィルスは生物ではない。物体。
- 細菌に感染するウィルスもいる
- 白血球の中のリンパ球には、T細胞、B細胞がいる。
T細胞には、キラーT細胞・ヘルパーT細胞・ナイーブT細胞がいる。 - ナイーブT細胞が活性化すると、エフェクターT細胞となり、その後キラーT細胞などになる。
第4回 食中毒
はたらく細胞ゼミナール第4回で個人的に注目だったのは、アニメオリジナルで出て来た
「神経細胞」
についての解説です。
アニメ本編を見ていて、
「原作マンガにはいなかったけど
誰かなぁ?
ヘルパーT指令の部下かなぁ?」
と思っていたのですが、神経細胞だったんですね。
これ、「はたらく細胞ゼミナール」見てない人は絶対分からないと思います。
神経細胞さんたちも、白血球さんたちと同じく体の平和を守るために日々お仕事がんばってくれてるのですね。
さて、「はたらく細胞」食中毒編については以下の記事でお話していますので、よろしければご覧ください。
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・はたらく細胞「食中毒編」一番怖いのは腸炎ビブリオ・アニサキスより〇〇
・ツンデレ好酸球ちゃんがヤバかわいい!アニメ はたらく細胞 食中毒編
- 第4回 はたらく細胞ゼミナール 要点メモ
- 好中球、好酸球、好塩基球 を合わせて「顆粒球」という
- アニサキスは線虫という「虫」の仲間。大きい物だと4cmくらいあり、魚やイカなどに寄生している。
- 血管に付随している「神経細胞」は、常に血管内の状況を確認するためにネットワークを張り巡らせ血管内を平和に保つために働いている細胞。
- 神経細胞は脳や脊髄に多く分布していて常に情報処理をしている。
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