【素直なカラダ】最終回 解熱剤の使い過ぎは危険!熱を出すのも力。

今日は【素直なカラダ】6話(最終回)
雪降り積もるその前に
についてお話します。

「かの子さん、ブスですね」

ついに最終回を迎えた
「素直なカラダ」ですが、、

なんだかかのこさん・・・ブスですね
素直なカラダ 第六話

・・・相変わらず曲直瀬まなせ先生の
失礼な発言は健在です。
 

しかも今回は、
いつものように真顔で言うのではなく、
冗談っぽく笑いながらの一言。

悪意とは行かないまでも、
ちょっとイジワルな気持ちで
「ブス」って言ったのかもしれません。
 

でも、半分は冗談だったかもしれませんが
残りの半分は本気です。

かの子さんの眉間にシワの寄った
暗く固い顔を見て、
「かの子さん、明らかに悩んでいる」
と察したんだろうと思います。

ブスの原因となった悩みの種は、実家を継いだ弟のこと。

かの子さんの悩みというのは、
実家で職人である父の後を
継ぐことになった弟のことです。

『釜善』の四代目は 俺が継ぐから
素直なカラダ 第四話

 

今までIT系の仕事に就いていた弟が、
突然、鉄器職人への転身・・・

弟に職人の仕事がちゃんと務まるのか
かの子さんは心配で仕方ありません。
 

それに、この前実家に行った時には
弟君、なんだか少し具合が悪そうな
様子でした。

『釜善』の四代目は 俺が継ぐから
素直なカラダ 第四話

その時、こんな感じに
かの子さんが驚くと、、

「何!?大丈夫?」「大げさっつの あーもーっ」
素直なカラダ 第四話

と弟君には
完全に煙たがられてしまったのです。
 

・弟は今まで実家を継ぎたいなんて
 一度も言ってなかったですし、

・力仕事や、経営のことも
 初めての経験ですし、

・なんだか具合も悪そうですし、

・心配で実家に様子見に行っても
 また煙たがられそうだし、
 

そんなこんなで、
かの子さんの胸のモヤモヤは
大きくなる一方でした。

意を決して実家に行ってみると・・・

それでも曲直瀬まなせ先生の、

「本当に言いたい気持ちを
 押し込め続けていると
 
 どんどん新しい不満が
 上に積もって
 素直な気持ちは出しづらく
 なってしまいます」

という言葉に後押しされて、
意を決して実家に行ってみることに
しました。
 

するとナント・・・、、

弟君、倒れてます・・・
素直なカラダ 第六話

タイヘンです!

弟君、実家のリビングで
倒れてるじゃありませんか・・・
 

これは一大事。かの子さん、
弟君を救急に連れて行こうとしますが、

寝てりゃ治るって…
素直なカラダ 第六話

と聞きません。
 

仕方がないので、
とりあえず
熱を測ってみると・・・

あれ、、熱・・・そんなにないな
素直なカラダ 第六話

37.6 度です。
微熱より少し高い程度ですね。
 

こんなにツラそうなのに。

何だかオカシイ。
 

嫌な予感がしたかの子さんは、
和福玖わふく堂の曲直瀬まなせ先生に
助けを求めることにしました。

無理しすぎ・・・解熱鎮痛剤の使い過ぎ・・・

かの子さんの直感どおり、
曲直瀬まなせ先生の所見は
コチラです。

問題は 熱が出ないことです
素直なカラダ 第六話

細菌やウィルスに感染すると、
体には、発熱することで
ウィルスの活動を抑えたり
免疫を活性化させたりする
働きがあります。
 

でも、弟君の場合、

・熱が上がる度に解熱鎮痛剤を
 繰り返し服用したり、

・休養を取らず、無理して
 働きすぎたり、、

と、体が熱を出す機会を
阻害してしまっていたのです。
 

熱が上がるというのは、
熱を上げられるだけの
力があるということでもあります。
 

その熱を上げる力を
活かすためには、
・しっかり休むこと
・解熱鎮痛剤は使いすぎないこと

これが重要なのです。
 

さて、ここで曲直瀬まなせ先生の
プロ技が登場です。

お手伝いします
素直なカラダ 第六話

すると・・・

38.2℃、、38.8℃、、
素直なカラダ 第六話

みるみる体温は上がっていき、、

いつの間にか眠ってしまって
気が付けば翌朝だったもよう。

すっきりした目覚め
素直なカラダ 第六話

おぉ、この様子だと
すっかり良くなった様子。

良かったですね!

その後・・・

弟君、家業を継ぐことは
別に唐突に言い出したわけでは無くて、
どうも何年か前から決めていたようです。

ここに来て初めて
家業を継ぐことにした弟君の覚悟を
かの子さんは聞き、
ようやく弟君の本当の気持ちを
知ることができました。
 

これなら一安心と、
ようやくかの子さん、
弟君の件の悩みから解放されたようです。
 

そして、曲直瀬まなせ先生、
この時のかの子さんの顔をみるなり
今度はなんと・・・

キレイですね
素直なカラダ 第六話

おぉぉぉ、、、

いつも褒めない人が
ときどき褒めると
信ぴょう性がありますね。
 

まぁ、この「キレイ」は
「美人」というよりは
「顔色がよくすっきりしている」
という意味だったみたいですが。

まとめ

今日のお話をまとめると、

  • かの子さん、突然実家を継ぐことになった弟君、慣れない仕事をこなせているのか?体調は大丈夫なのか?心配でたまらない。
  • 意を決して実家に行ってみると、実家では弟君が風邪で倒れていた。すごくツラそうだが、不思議なことに熱はそれほど高くない。
  • 熱が上がらない原因は、無理しすぎ、解熱鎮痛剤の使い過ぎ。曲直瀬まなせ先生の施術により熱は上がり、一晩で病状は回復。

でした。
 

【素直なカラダ】は全六話。

今回でレビュー記事も
おしまいとなります。
 

なお、ブログで紹介しました
ストーリーのネタバレは、
実は本編の中のごく一部です。
 
複数の人のストーリーが
交互に進んでいくので、
記事で紹介しきれなかった
エピソードがまだまだ沢山あるのです。
 

なので、まだ読んでいない方で、
東洋医学や鍼灸のことに興味のある方は、
マンガ【素直なカラダ】
ぜひぜひ読んでみて下さいね。
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それでは、今日も
最後まで読んでいただき、
どうもありがとうございます。

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