HUNTER×HUNTER 32巻感想 ゴンの感動的な回復、そしてジンとの再会
こんにちは、べっちです。
今日はゴンの回復、カイト・ジンとの再会について描かれた HUNTER×HUNTER 32巻 についてのお話です。
辛く悲しい出来事の多かった HUNTER×HUNTER ですが、嬉しい出来事がいくつも起きた32巻は個人的にはとても好きな巻です。
ゴンが治ったぁ!
キルアがアルカ(ナニカ)と共にゴンの病室を訪れた時のゴンの手は、あまりにも惨い状態でした。
あんなミイラよりもひどい状態で、ゴンはよく生きていたと思います。
それが、ナニカの
ズンン
の一発でこんなに元気になったのだから凄いです!
HUNTER×HUNTER 32巻 78ページ
本当に良かったですね!
この、足をピーンと伸ばしてレオリオに飛び込む天真爛漫なゴン、大好きです!
友達の回復を号泣しながらここまで喜ぶレオリオも大好きです!
そして、この後二人がガッチリ抱きしめ合うシーンも超感動的です!!
パリストンのミステリアスさ
それにしても、ゴンが治った瞬間をすぐに悟った『パリストン』ってやはり只者ではありません。
頭のいい人というのは、こういう人のことをいうんだなぁ、と終始感心させれました。
でも、その頭脳とはうらはらで、心の方が病みまくっているのが残念すぎます。
自身が病んでいることに全く気付いていないのも、重ねて残念です。。
最初出て来た時には、笑顔で人当たり良さげなナイスガイに見えたのですけどね。
選挙を掻き乱しまくったり、当選したと思ったらすぐ降りてしまったりと、何かと人騒がせなところまでは良いのです。
何においても、蟻に配合された5000個の半獣人のマユで遊ぼうとしているだなんて、あまりに危険人物すぎます。
そんな極悪人物なのに、会長のことを偲んで涙する一面もあり、なんともミステリアスですね。
もしかしたら、5000匹のキメラも別に悪用しようとしてるわけではなく、人を襲わないように育て、5000種類のキメラがいる
テーマパーク「キメラ=ランド」を作って遊ぼうとしている、とかだったりして。
・・・そんな訳ないか。。
ゴンとジンの再開
ゴンと久しぶりに会ったジンのうろたえっぷり、物凄くリアルでした。
「やばっ、みつかっちまった」
みたいな・・・
レオリオとゴンみたいな感動的な再開は素敵でしたが、むしろ現実にありそうなのはコッチの再会だと思います。
やはり自身が捨てた子供に合わす顔なんて無いのは、普通のことです。
それに、そもそもジンは社交的なタイプではないのでほぼ初対面の「ゴン」と何を話せばいいのか分からなかったのではないかと思います。
それでも、世界樹のてっぺんで語り合う二人は素敵でしたね。
最初のうちは二人とも表情が固かったように見えましたが、辺りが真っ暗になるまで語り合っていた時の2人はとても楽しそうです。
HUNTER×HUNTER 32巻 171ページ
ジンのこんな笑顔、初めて見ました。
こんな風に笑うんですね。
世界樹のてっぺんで2人は、どんなことを語り合っていたのでしょうか?
ゴンは預かりっぱなしだったハンター証をジンに返して、どこで見つけただの、あーだこーだと話しているようにも見えますが、それだけではなくて、長い時間じっくり語り合っていたように思えます。
ゴンはレオリオ、キルア、クラピカとの冒険のことをいっぱい話したでしょうし、ジンもこの時ばかりは今までの冒険話を饒舌に語ったのではないかなぁと思いました。
終わりに
HUNTER×HUNTER の物語はここで終わっても良いくらいに充実したと思うのですが、ここからは新章「暗黒大陸編」が始まります。
- ジンと出会って目的を達成したゴンは、この先どこへ向かうのか?
- いまだ片鱗も見せないジンの強さは、発揮される機会はあるのか?
- 奪い返した緋の目を前に覚悟して鎮座するクラピカの行く末は?
この先伏線がどのように回収されていくのか、引き続き楽しみにしています。
それでは、今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。
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