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手塚治虫『火の鳥』ヤマト編 「生きがい」って何? ネタバレ感想

2018年5月2日

こんにちは、べっちです。

今日は、手塚治虫『火の鳥』ヤマト編 について感想などをお話します。

人は何のために生きるのか?

この『ヤマト編』では、「人は何のために生きるのか?」という根本的な問題に対する一つの答えが書かれていました。

「なぜ火の鳥をつかまえて血を飲まないんだい?そうすれば老いぼれずに・・・」

「お若いの 人間はな 死なないことがしあわせではないぞ 生きているあいだに・・・自分の生きがいを見つけることが大事なんじゃ」

~~ 中略 ~~

「そうすればたった五十年の人生だって十分のはずだ・・・」

これはもしかしたら、手塚先生の人生観そのものなのかもしれません。

そして手塚先生は、「命」というものを伝えるために生涯マンガを描き続けましたが、それこそ先生の「生きがい」だったのかもしれませんね。
 

では、生きがいってどうやって見つけたらいいのでしょうか・・・?

いや、そもそもその前に、「生きがい」って何でしょうか?
 

主人公の「オグナ」は、古墳を作る仕事に携わる中、信条により「墓」ではなく「遊園地」を作ることにし、それを「生きがい」として生きていくことになります。

「生きがい」って、こんな風に自分が打ち込めるものを見つけて突き進むことなのかもしれません。
 

僕の人生に置き換えてみると、

  • 会社でシステム開発の仕事を頑張ること
  • 妻や娘たちの為に、家のことも出来る限り頑張ること
  • 読者の方に読んでもらって楽しんでもらえるようなブログを育てていくこと

これら全てが「生きがい」なのかもしれないなぁと思いました。

全て自分が選んで、情熱や愛情を持って歩んで来た道ですし。
(波はありつつも、ですけど)
 

こうしてみると、「生きがい」って楽しいだけじゃなくて、大変なことも必ずセットなのかもしれません。

ヤマト編の中でクマソの歴史を書物にまとめた「クマソタケル」も、墓を装って遊園地を作った「オグナ」も、大変なこともありつつも自分の仕事をやり遂げたからこその「生きがい」だったのだと思います。
 

僕が15年間サラリーマンとして大変な思いをして頑張ってきたことも、全てが「生きがい」だったと考えてみたら、今までの自分の人生を肯定できて救われた気持ちになれます。
 
逆に、僕はときどき「南の島で一年中寝て暮らせたらなぁ」とか「何もせずぼーっとして過ごせたらなぁ」なんて思ったりもしますけど、それだけどと「生きがい」が無いということなんですね。
 

そう考えたら、これからの人生も大変な思いをしてコツコツ進んでいくのも「生きがい」ということになります。

これは、なんだかすごく勇気をもらえた気がします。

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ラストはやっぱり主人公が死んでしまう

『火の鳥』というマンガにはハッピーエンドは無いのでしょうか?

「黎明編」でも主人公級の登場人物が大勢死にましたが、この「ヤマト」編でも主人公もヒロインも、最後には無残に死ぬことになります。
 

それも、ただ死ぬだけではありません。

「オグナ」やその仲間は『火の鳥』の生き血を舐めたことにより生命力が付き、生き埋めにされつつも暗い土の中で1年も生き続けた上で迎えた「死」なのです。
 

生き埋めにされ身動きも取れず、暗い土の中を生きたまま1年も死ねずに生き続けるなんて。。

その状態にされたら、さすがに生きたがりの僕でも死にたくなると思います。。
 

でも、「生き埋め」「生け贄」に対する反対運動の叫びを土の中から叫び続けるというのもある意味「生きがい」だったとも考えられます。

そういう意味では、「オグナ」は死ぬ直前まで「生きがい」を持って生きられたので、幸せだったのかもしれません。
 

死ぬ直前に、「オグナ」と「カジカ」は永久に結ばれることを確かめ合って死んでいくのも、究極の愛の中で死ねて幸せだったのかもしれません。
 

ただなぁ~、やっぱり心のどこかで最後には「生き埋め」から解放され、
「2人は夫婦となって温かい家庭を築きましたとさ・・・」
みたいな結末を期待してたんですけどね。。

もしかしたら、巷にあふれるハッピーエンドのストーリーに慣れ過ぎているのかもです。。

火の鳥「ヤマト」編から学んだこと

最後に、僕が火の鳥「ヤマト」編から学んだことをまとめます。

  • 生きているうちに自分の「生きがい」を見つけることが幸せにつながる
  • 「生きがい」とは、自分が打ち込めるものを見つけて突き進むこと
  • 「生きがい」には楽しいことだけでなく、大変なことも必ずセットでついてくる

 

そして、
 
・今まで僕が歩んできた道も、
・これからコツコツと歩いていく道も、
 
大変なこともあるけどそれこそが「生きがい」であり「幸せ」である、という悟りみたいなものを得られたと思います。
 

それにしても『火の鳥』って、学校では教えてくれない「生」と「死」について分かりやすく教えてくれて、考えさせられて、まるで「生と死の教科書」みたいです。

まだ読んだことの無い方は、よろしければぜひ読んでみて下さいね。

それでは、今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。

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