HHKB Professional JP Type-S 不満点。正直ココだけは使いにくい。。

2018年6月8日

こんにちは、べっちです。

昨日は僕の愛用のキーボード
『HHKB Professional JP Type-S』
について、特に気に入っている点をお話しました。
↓↓
HHKB Professional JP Type-S レビュー 2年間使い倒して手放せない!

今日は反対に、不満な点についてお話しますね。

ファンクションキー(F1~F12)が無い

HHKBって、極限まで省スペースを追求するあまり、よく使うファンクションキー(キーボードの奥の方にある F1~F12)まで省略されてしまっているんです。

僕にとってファンクションキーは、以下でよく使う大事なキーです。

ファンクションキーの便利な機能
キー 機能
F2 Excelでセルの中にカーソルを入れる
F3 次を検索
F4 Alt+F4で閉じる
F5 更新
F6 文字入力中にひらがなに戻す (Ctrl + U で代用可能)
F7 文字入力中に全角カタカナに変換 (Ctrl + I で代用可能)
F8 文字入力中に半角カタカナに変換 (Ctrl + O で代用可能)
F9 文字入力中に全角英字に変換 (Ctrl + P で代用可能)
F10 文字入力中に半角英字に変換 (Ctrl + T で代用可能)
F11 Excel で Shift + F11 でシート追加

実際には、左下と右下にある『Fn』キーと数字キーを同時に押すことで、ファンクションキーを押したことにはなります。

でもやっぱり、よく使うキーは独立していて欲しい、というのが本音です。
 

特にExcelで作業していると、F2 キーは場合によっては数秒に1回使うので、単独のキーとしてあったらいいのになぁ、と思います。

PageDown / PageUp / Home / End が無い

引き続き、頻出キーが存在しないことへの不満です。。

PageDown / PageUp / Home / End キーって、
Excel で作業していると本当によく使うんですよね。。
 

しかし、単純にキーが存在しないことだけが不満というわけではありません。
 

ノートPC でも PageDown / PageUp / Home / End は存在しないのはむしろ普通です。

でも、その場合でも、通常は 『Fn』 + ↑↓←→ の矢印キーで代替できますよね。

ノートPCの場合
使用したいキー 代替キー
PageDown 『Fn』 + ↓
PageUp 『Fn』 + ↑
Home 『Fn』 + ←
End 『Fn』 + →

 

これに対して HHKB の場合、『Fn』キーと組み合わせても、代替キーがなんだか分かりにくい位置にあるのです。

HHKB の場合
使用したいキー 代替キー
PageDown 『Fn』 + . (ドット)
PageUp 『Fn』 + L
Home 『Fn』 + K
End 『Fn』 + , (カンマ)

・・・こんなところまで、HHKB はなんともマニアックです。。
 

特に、Ctrl や Shift とのコンビネーションで使いたいときはなんとも煩わしいです。

例えば Ctrl + Shift + Home を押したい場合は、

『Fn』 + Ctrl + Shift + K

と押さなければならず、なんとも分かりにくいのです。。
 

僕は HHKB のこの部分は
どうしても慣れることができませんでした。

なので、
フリーソフトを入れてキーバインドを入れ替えています。
 

# 使用しているのは、AutoHotkey というフリーソフトです。

# ただし、キーコードが送信されない『Fn』キーはフリーソフトで制御できないので、「無変換」キーと矢印キーのコンビネーションで代替しています。
 

フリーソフトで一応問題は解決しましたが、できれば始めから分かりやすい押し方になっていて欲しかったです。。

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Type-S には「黒」モデルがない。。

これは、どちらかというと買う前に不満に思っていたことです。
 

Type-S の残念な点の1つは、白色モデルしかなくて、黒色モデルがないことです。

僕も Type-S を買うずっと以前から、
「黒が出たら買おう」
と思っていました。
 

でも、待てども待てども「黒」は発売されず、我慢できなくなって「白」を買ったのです。

結果的には、Type-S は予想以上に使いやすく、買って正解だったのでよかったです。
 

あれから 2年、まだ「黒」の Type-S は発表されません。

作る気ないのでしょうか?
作ったら絶対売れると思うのですが。。

分厚い!

HHKB シリーズは、特徴として本体が分厚いことが挙げられます。

なので、使用する際には基本的にアームレストは必須です。
 

僕は最初のころはアームレスト無しで使っていましたが、やはり手首が痛くなってしまい、アームレストを購入して解決しています。
 

ただ、
元々キーボード自体が薄ければ
アームレストなんて
必要ないんですよね。。
 

実は今年になって買った ポメラDM200 というワープロみたいな製品があるんですが、こちらはとっても薄いのでアームレストが無くても超快適なんです。

しかもポメラDM200は打ちやすくて、必要なキーは全て揃ってます。
 

・・・ポメラDM200 のキーボードがPC用のキーボードとして単体で売ってくれたら、即買いかもしれません。。

終わりに

色々と不満を挙げましたけど、やっぱり

『HHKB Professional JP Type-S』

って最高!!
 

・・・

と締めくくろうと思っていたのですが、なんか不満点をお話しているうちに、

「これらの問題を解決するキーボードがあるんじゃないか?」

なんて思い始めてしまいました。。
 

・・・ちょっと Amazon に行って物色してきます。。
 
 

↓↓↓
 
 

1時間後。
 
 

一番気になったのは、
東プレの「REALFORCE91UDK-G」です。

・押下圧は HHKB JP Type-S と同じ45G
・Dip スイッチが付いていて CapsLock と Ctrl が入替可能
・テンキー以外のキーは全て揃っている
 

同じメーカーの「REALFORCE91UBK-S」も、さらに静音タイプということで気になったのですが、こちらはキーの押下圧が『変荷重』。。
 

変荷重とは、キーによって押すときの重さが異なるタイプで、

・小指で押すキーは 30G
・基本は 45G
・Escなどは 55G

となっています。
 

でも実は、REALFORCE の変荷重は以前使っていたことがあって、苦い思い出があるんですよね。。

どうも小指部分のキーが30g だと僕にとっては軽すぎるんです。

指を置いていただけで「A」キーが押されてしまい、
「aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa」
といつの間にか入力されてしまうことが良くあったんですよね。。
  
 

ちなみに薄型キーボードも探しましたけど、薄型のキーボードって BLUETOOTH のものばかりで、職場では使えません。
 
 

他にも色々見ましたが、やはり一番気になっているのは、REALFORCE91UDK-G ですね。

ただ、REALFORCE91UBK-S のような静音タイプではないので、そこだけ残念な点です。。
 
 

というわけで、
「本当に欲しい!」
と思えるキーボードは今回見つかりませんでした。
 
 
 

あ、記事を締めくくろうと思ったらそこからダラダラと長くなってしまいました。。
 

それでは、今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。
 

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