HHKB Professional JP Type-S レビュー 2年間使い倒して手放せない!

2018年6月8日

こんにちは、べっちです。

今日は僕が2年間使って
もう絶対に手放せない位に
超気に入っているキーボード

『HHKB Professional JP Type-S』

のお話です。


HHKB Professional JP Type-S

HHKB とは、知る人ぞ知るマニア向けキーボードです。

Happy Hacking KeyBoard

の赤字部分をとった略です。
 

名前の中に、「Hacking」(ハッキング)という単語が入っていてビックリするかもしれませんね。

僕も最初に聞いたときには、
「えっ?ハッキング??」
とドキっとしました。

そして正直とまどいました。
 

でも本当はハッキングって、世間で思われているような悪い意味の言葉ではないんです。

正しくは、コンピュータの内部に精通し、技術的な課題をクリアすることを「ハッキング」と言うんです。
 

どうも、パソコン通信時代に不正アクセスをしていた犯罪者達が、自分たちのことを「ハッカー」と呼んで誇っていた時があるらしいんです。

それがマスコミに受け入れられ、報道されてそのまま誤用として広まってしまい、「ハッキング」=「不正アクセス」のイメージが定着してしまったんですね。
 

・・・ちょっと横道にそれてしまいました。
 

ともあれ、HHKB は元々はプログラマ向けに作られたキーボードです。

ただ、今では使いやすさの評判が広まり、プログラマに限らず、文章を多く書く人や、一般の人にも愛好家が多くなってきています。
 

そして『HHKB Professional JP Type-S』は、HHKB の中でも最高級の位置づけです。

なんと、3万円位します!

たかがキーボードに3万円ってスゴイですよね。
(自分でも買っておいてナンですけど)
 

でも、高いだけあって
本当に使いやすいです。

今の僕の毎日の仕事に
無くてはならない存在です。
 

では、何がそんなに
使いやすいのでしょうか?

これからお話させていただきます。
 

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マウスとキーボードの移動距離が最短!

パソコンで作業するときって、キーボードだけでも完結しないし、マウスだけでも完結しませんよね?

普通は、右手はマウスとキーボードを行ったり来たりしながら作業をすると思います。
 

ただ、普通のフルキーボードだと、横幅が非常に長いのでマウスとキーボードのホームポジションがとっても遠いんですよね。

その点、HHKB はこの横幅の狭さです!

HHKB JP Type-S 写真

これなら、マウスを使っている右手でちょっと文字を打ちたいときもすぐに戻れるし、逆もまたしかりです。
 

単純に横幅が狭くて省スペースなのも、もちろん便利だと思います。

でも僕は、空きスペースが広くなることよりもむしろ、横幅が狭い本体そのものを使っている最中にこそ、便利さを実感しているのです。

矢印キーは右手のもう一つのホームポジション

『HHKB Professional JP Type-S』
の特徴として、

・一番右下に『↑↓←→』の矢印キー
・そのすぐ左に『Fn』キー

があります。
 

ある時気付いたのですが、
僕の場合この矢印キーの部分に
右手があることが結構多い
です。

上下左右にカーソルを動かすことは、Excelなどでは結構多いのですが、右手がこの位置にいる理由はそれだけではありません。
 

HHKB ってキー数が少ないので、『Fn』キーを押しながらもう一つのキーを押すことで、存在しないキーを代用する仕組みなんです。

なので、マウスを触っていて『Fn』キーが押したくなったら、右手をおもむろに「矢印キー」と『Fn』キー辺りに持って行ったりってことがよくあるのです。
 

また、本来の右手のホームポジションから矢印キーまでの位置も、フルキーボードと比べてだいぶ近いのもポイントです。
 

なので僕の右手は、

  • キーボードの本来のホームポジション
  • 右下の『↑↓←→』の矢印キー(と隣の『Fn』キーあたり)
  • マウス

の間を、最短距離で行ったり来たりしているのが日常なのです。

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打鍵感が素晴らしい!

『HHKB Professional JP Type-S』
が3万円もする理由は、この打鍵感と静かさの実現のため
であること間違いありません。

そもそも、HHKB は通常のキーボードと内部の構造が全く違います。
 

通常のキーボードは、下まで押して金属同士を接地させないと、押されたと認識されません。
 

これに対し、HHKB では、キーを押したときに内部の電気の量が変化するのを察知し、押されたと認識する仕組みなのです。
 

推察ですが、どのくらい電気量に変化があった時に「押された」と判定するかは、最もユーザーが使いやすいように、HHKBの開発時にこだわり抜いて決定したのだろうと思っています。

電気量の変化ですから、開発時のテストで数値化できたはずです。

シビアに数値を少しずつ変化させながら、最も快適に打鍵できるように試行錯誤を重ねたのではないかな?と思います。
 

#ちなみにこの仕組みを、『静電容量無接点方式』と言います。

#理論上チャタリングせず、数千万回の打鍵に耐えれて高寿命なのが特徴です。
 

打鍵音がとっても静か

『HHKB Professional JP Type-S』

Type-S の 『S』 は、
「Speedy」(高速タイピング性)
「Silent」(静粛性)
の『S』です。

実は僕、前作の「Type-S」でない HHKB も5年くらい前から使っています。

Type-S が付かないのが 2万円くらい、
Type-S が付くのが 3万円くらいです。
 

そして、この1万円の差はとてつもなく大きかったです。

Type-S を使ってみたら、元々持っていた方に戻れなくなってしまいました。
 

Type-S は打鍵感もだいぶ向上しましたし、キーストロークが 0.2mm 低くなった分、タイピングもしやくすなったと感じます。

でもやはり一番のメリットは、打鍵音が静かになったことです。
 

公式ページには Type-S の付かない従来品より 30% 静かになったと書いてありますが、体感では全然 30% なんてものではありません。

打鍵音は半分かそれ以下になったと感じています。
 

従来品は結構音が大きくて気になることもあったのですが、Type-S を使ってみて、全くその心配はなくなりました。
 

まとめ

今日の『HHKB Professional JP Type-S』のお話をまとめると、

  • 横幅が狭いから、右手のマウスとの移動がラクチン!
  • 打鍵感の素晴らしさは作り手の匠の技!
  • HHKBの従来品より、静かさ体感半分以下!

でした。
 

そんな僕にとって手放せない HHKB JP Type-S ですが、実は不満点もあったりします。。

そのお話は、次回にさせていただきますね。
 

次回の記事はコチラ
↓↓
HHKB Professional JP Type-S 不満点。正直ココだけは使いにくい。。
 

それでは、今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます!!

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