RealForce R2「PFU Limited Edition」レビュー HHKBとの打鍵感の違い
こんにちは、べっちです。
今日は、HHKB (Happy Hacking Keyboard)
の販売元である PFU から発売されました
高級キーボード
RealForce R2「PFU Limited Edition」
についてお話します。
待望の仕様なので3万円払って買いました
昨日の記事で、
僕がいつも会社で愛用しているキーボード
「HHKB Professional JP Type-S」
と相性ぴったりのマウス
「ロジクール g300s」
についてお話しました。
↓↓
HHKBの弱点を克服するマウス[ロジクールg300s]9つのボタンが超便利
↑ の記事を簡単に要約すると、
「HHKB にはよく使う PageDown キーとかが無くて困るけど、9つのボタンが付いているマウス『ロジクール g300s』ならその弱点をカバーできる」
という話です。
ですが、それでもやはり HHKB のキー数の少なさには不便を感じることがあって、何とかならないかなぁとずっと思っていました。
そして、もっといいキーボードは無いかなぁと思って頻繁に物色しては、
「惜しいけどコレジャナイ・・・」
といつも購入を見送っていました。
そんな中、僕の愛用する HHKB の販売元「PFU」から新製品発売の情報が飛び込んできました。
それが、今日お話しする
『RealForce R2 「PFU Limited Edition」』
です。
↓↓
Amazon.co.jp:東プレ REALFORCE R2「PFU Limited Edition」テンキーレス 日本語配列 (ブラック) 静音 APC付 押下圧45g
HHKB の販売元「PFU」から新しいキーボードが出るとなったら、HHKBファンの僕としては気にならない訳がありません。
お知らせを受け取ってから、公式HPは穴が開くほど読みましたし、ASCII などのデジタル情報サイトも片っ端から読み漁りました。
そして、このキーボードは(多少不安もあるけれど)、僕が待ち望んでいたキーボードだと判断して購入に踏み切ったのです。
それでは、このキーボード
RealForce R2 「PFU Limited Edition」
の特徴についてお話しますね。
HHKB Type-S と同じ押下圧45g、静音、静電容量無接点方式
僕が愛用している
「HHKB Professional JP Type-S」
の気に入っている点として、
- キーの押下圧が 45g であること
- 静音設計であること
- 静電容量無接点方式という特殊なキースイッチ
であることが挙げられます。
押下圧45gというのは絶妙に押しやすく、
職場でカタカタとうるさい音がしないのは大変助かります。
そして、何より 静電容量無接点方式 というのが素晴らしく、この方式は、押した感触が「ストン、ストン」とした打鍵感がとっても気持ちいいんです。
今回発売される
「PFU Limited Edition」
も同じく 45g、静音、静電容量無接点方式 であることは大きなポイントです。
ただちょっと気になった点としては、
「HHKB Type-S に慣れていると、
『PFU Limited Edition』 は
同じ45gの押下圧でも多少重く感じる」
というレビュー記事もあった点です。
2018/6/11 追記
実際に使用した感じでは、全く重さは感じません。
むしろ軽く感じます!
とっても軽快です!
同じ押下圧45gでも、やはり製品による感触の違いはあるものなのですね。
このことは僕にとって結構重要で、購入するかどうか正直ネックになりました。
となると、同じく RealForce から出ている 押下圧「30g」の製品ならどうかという話もあるんですが、30gだと僕にとっては軽すぎるんです。。
これについては体験済みで、
RealForceでは実は僕、以前こんな失敗をしています。
以前購入して失敗した RealForce の変荷重キーボード
確か今から10年くらい前だったと思います。
当時の僕はまだ単体のキーボードは買ったことが無く、会社ではPCに付属しているキーボードを使っていました。
その時から既に HHKB への憧れはあったのですが、さすがにキー数の少なさにビビって購入はできませんでした。
ですが、「RealForce」というキーボードなら、
・必要なキーは全て揃っていて、
・しかも「HHKB」と同じ方式の快適なキータッチを実現している
という情報を手にしたのです。
「RealForce」は確か2万円位しました。
「たかがキーボードに2万円は高いなぁ」
と、この時もだいぶ迷いました。
ですが、
「これで以前より仕事がはかどるなら・・・」
と、意を決して購入に踏み切ったのです。
しかし、、
残念ながら期待は儚くも裏切られました。。
当時買った「RealForce」は、「変荷重」という、キーの位置によって重さが違うキーボードでした。
「変荷重」とはどういう意味かというと、
・力の強い人差し指で押すキーは55g
・力の弱い小指で押すキーは30g
というように、キーによって重さが違っていたのです。
そこで問題になったのは、「A」キーの押下圧が「30g」だったことです。
ナント、左手のホームポジションである小指が、「30g」だと軽すぎて、キーに小指を置いておくだけで押されてしまい、
「aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa」
のように勝手に入力されてしまったのです!!
これには非常に困りました。
意識して小指に力を入れないようにするのも疲れますし、気を抜くとまた勝手に入力されてしまうし、、
恐らくこんな風になってしまうのは個人差はあったと思いますが、僕にとって押下圧30gは全く合いませんでした。
こんな苦い経験もあって今回は、45gでは多少重いと感じる人がいても、僕の指には合うのでは無いかなぁと思ったのです。
それと、多少重いと感じた場合であっても「PFU Limited Edition」には 『APC 機能』があるからナントカなるかなぁと思っている、といのうのもあります。
APC 機能でキーの反応位置が変更可能
今回発売された RealForce R2「PFU Limited Edition」の特徴として、「APC機能」というものがあります。
これはどんな機能かというと、
キーをどの位の深さまで押したら押されたと判定されるかを、
1.5mm、2.2mm、3mm
の3段階でカスタマイズできる機能です。
しかも、キーによって別々の深さに設定することも可能になります。
初期値は「3mm」に設定してあるとのことなので、
「ちょっと重いかな?」
と感じたら、「2.2mm」「1.5mm」に設定変更することで、HHKBより多少重いという問題は解消するかもしれないと思ったのです。
ちなみに HHKB Professional JP Type-S は、「3.8mm」の深さまで押すことで、押されたと判定されます。
PFU Limited Edition でのAPC機能は一番深くても「3mm」なので、
HHKB Type-S の「3.8mm」より 8mm も浅いですね。
表にまとめるとこんな感じです。
HHKB Type-S | RealForce R2 PFU Limited Edition |
|
---|---|---|
押下判定の 深さ |
3.8mm | APCにより 以下から選択可能 ・3mm ・2.2mm ・1.5mm |
押下圧 | 45g | 45g |
この点も HHKB との打鍵感の違いにどの位影響が出るのか、気になるところです。
こちらについては実機が手元に届き次第、追記させていただきますね。
2018/6/11 追記
実際に使ってみたところ、
HHKB とは打鍵感は確かに異なりますが
とっても素晴らしいです。
いまのところ、HHKB のキータッチとどちらが良いか、
正直甲乙付けがたいです。
文字で表すなら、
HHKB Professional JP Type-S は
「スト スト スト」
RealForce R2 「PFU Limited Edition」は
「サク サク サク」
「スト スト スト」 も打ちやすいけど、
「サク サク サク」 もイイ感じです。
しばらく RealForce R2 「PFU Limited Edition」を使ってみて、
その後 HHKB Professional JP Type-S も使ってみて、
その上でどちらが良いか、最終的にジャッジしようと思います。
まとめ
今日の話をまとめると、
- HHKB の販売元「PFU」から、新しいキーボード RealForce R2「PFU Limited Edition」が販売開始された
- 押下圧45g、静音設計、静電容量無接点方式 で、HHKBと同等の仕様
- HHKBと同じ押下圧45gだけど、RealForce R2「PFU Limited Edition」の方が多少押下時に重いと感じる人もいるらしい。実際のところはどうか?
⇒ 実際使ってみたら全然重くなかった。むしろ軽い。軽快で気持ちいい。
でした。
次回も引き続き
RealForce R2「PFU Limited Edition」
のお話となります。
次回の記事はコチラ
↓↓
RealForce R2「PFU Limited Edition」Ctrl と CapsLock が入替可能!
それでは、今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。