RealForce R2「PFU Limited Edition」Ctrl と CapsLock が入替可能!
こんにちは、べっちです。
今日も引き続き、PFU から発売されました高級キーボード
RealForce R2「PFU Limited Edition」
について、特にキー配置についてお話します。
一見すると普通のテンキーレスキーボードだけど…
RealForce R2「PFU Limited Edition」
は、パッと見た感じでは通常のテンキーレスキーボードと同じキー配置に見えます。
・通常の文字キーは、標準の位置に配置されています
・一番奥には Esc、F1 ~ F12 が並んでいます
・右側に矢印キー、PageDown、PageUp、Home、End、Del などが独立しています
ちなみに、僕が愛用している
「HHKB Professional JP Type-S」
のキー配列はコチラです。
・・・だいぶキー数が少ないですよね。
もう2年以上も使っているのでキーの少なさには慣れているのですが、例えば、
「F2 キーが独立してたらなぁ」
と今でも思うことがあります。
なので、キータッチの仕様が HHKB と似ていて、キー数が多い
RealForce R2「PFU Limited Edition」
には非常に期待しているのです。
(今は注文して家に届く前の段階なので、まだ実機は触れていません)
ですが、一見標準のキー配置に見える
RealForce R2「PFU Limited Edition」
には、よくよく見ると少し変則的なキー配置があることが分かりました。
右下「Application」キーの位置にある「Fn」キーはコンビネーションキー
RealForce R2「PFU Limited Edition」
のキー配置をよく見てみると、
通常のキーボードの「Applicationキー」の位置に
「Fn」
と書かれたキーがあるのが分かります。
この「Fn」キーは、他のキーとコンビネーションで色々な機能を実現する便利キーです。
「Fn」キーの組み合わせで実現できる機能は、例えば以下の通りです。
キー | 機能 |
---|---|
Fn + F1 | インターネットブラウザーの起動 |
Fn + F2 | メールソフトの起動 |
Fn + F3 | 計算機の起動 |
Fn + F9 | 設定のキーボードへの保存 |
Fn + F11 | Ctrl/CapsLockキー機能入替え |
Fn + F12 | WINキーと全角/半角キーのロック有効/無効 |
Fn + Alt | Applicationキー |
この中でも僕が注目しているのは、以下の機能です。
・Fn + F11 : Ctrl/CapsLockキー機能入替え
・Fn + F9 : 設定のキーボードへの保存
・Fn + Alt : Applicationキー
それでは、順にお話しますね。
「Fn + F11」で「Ctrl」と「CapsLock」が入替可能
やはり一番注目なのは、「Fn」と「F11」を同時に押すことで「Ctrl」と「CapsLock」の位置を入れ替えられることです。
こうすることで、「A」の左に「Ctrl」を配置することが出来て、Unix のようなキーバインドが可能となるのです。
そして、ただ入れ替えられるだけではなくて、
「Fn + F9」を押すことで入れ替えた内容をキーボードに保存ができる
のも重要ポイントです。
つまり、一度この設定をしてしまえば、
他のPCで使っても「A」キーの左側は「Ctrl」キーとして使える
ということです。
それだけではありません。
ナント、「Ctrl」と「CapsLock」入れ替え用のキートップと、キー取り外し用器具まで付属しているという・・・。
これは、HHKB愛好家にはタマラナイですね。
ただ、これが出来るということが公式HPだと分かりにくく、隅々まで読んでようやく分かりました。
もう少し分かりやすく書いてくれると、HHKBユーザの物欲を刺激すると思うんですけどね。。
まぁ、KeySwap などのフリーソフトを入れたり、レジストリをいじったりすればキー配置の入れ替えは可能といえば可能です。
ただその場合、シンクライアントやリモートデスクトップ環境だとうまく動かないことがあったりするのが難点です。
なので、キーボード本体に「Ctrl」キーを「A」キーの隣に配置した状態を保存できるって、HHKBユーザにとっては本当に重要なことだと思います。
「Fn」+「右Alt」で、「Application」になる
無ければ無いでなんとかなるものの、やっぱりあると何かと便利なのは「Application」キーです。
「Application」キーはマウスの右クリックと同等の機能を持つキーですが、マウスの右クリックとは以下の点で挙動が違います。
マウスの 右クリック |
マウスカーソルがある位置で、右クリックメニューが表示される |
---|---|
Applicationキー | カーソルがフォーカスされている(前回マウスでクリックした)位置で、右クリックメニューが表示される |
Applicationキーは、マウスカーソルが遠くにあったり、右手がマウスを持っていない場合に、カーソルがフォーカスされている場所で右クリックができるのが便利ですね。
それが、独立したApplicationキーではないですが、
「Fn + 右Alt」によって実現可能になる、ということです。
(実はこの情報は公式HPの販売ページには載っておらず、RealForce R2シリーズのファームウェアアップデート情報のページに乗っていました。)
でも、「Fn」+「右Alt」って、、
押しやすさとしてどうなんでしょうか。。
キーボード操作しながら押すとなると、
・右手の小指で「Fn」を押しながら
・右手の薬指で「右Alt」を押す
ということになります。
うーん、なんだか使いにくいような・・・
それだったら、一番左下に移動した「CapsLock」は一切使わなくなるので、レジストリのカスタマイズで「Application」キーに変更してしまうのも良いかもしれません。
まとめ
今日のお話をまとめると、
RealForce R2「PFU Limited Edition」は、
- 右下の「Application」キーの代わりに「Fn」キーがあり、他のキーと組み合わせて押すことでいくつかの機能が実現可能
- 「Fn + F11」で、「A」の左隣に「Ctrl」を配置可能となり、
「Fn + F9」でその状態をキーボードに保存できる - 「Fn + 右Alt」で Application キーとなるが、このコンビネーションがどれ位使いやすいかというと、微妙かもしれない
でした。
次回の記事はコチラ
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RealForce R2 スペースキーが長いため無変換 変換が親指で押し辛い
それでは、今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。
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