【画像付き】ポメラDM200アップロード機能でWordPressに投稿する手順
ポメラ DM200 には無線LAN機能が備わっていて、「アップロード機能」を使えばWordPressへの記事の投稿もできます。
このページでは、この「アップロード機能」を使って記事を投稿する実際の手順を、画像付きで分かりやすく解説しますね。
なお、本手順を実施する前に、「Zapier」の設定が必要となります。
なぜかというと、ポメラDM200からWordPressに直接記事を投稿するのではなく、「Zapier」を経由して投稿するためです。
記事投稿に「Zapier」を使う理由は、↓↓の記事をご覧ください。
ポメラ DM200 アップロード機能でWordPressに下書き投稿が可能!
Zapier 側の設定については、↓↓の記事をご覧ください。
【画像付き】Zapierを使ったポメラDM200→WordPress下書き投稿設定
WordPressに上手にアップロードするための記事フォーマット
まず、ポメラDM200のファイルから、記事本文だけでなく、
・タイトル
・記事の英名
・カテゴリ
・タグ
を反映させるため、ポメラDM200に下記の形式での記載が必要となります。
[title: 記事のタイトル] [slug: 記事の英名] [category: 記事のカテゴリID(数字)] [tags: 記事に設定するタグ(カンマ区切り)] === 本文本文本文本文 本文本文本文本文 本文本文本文本文 ・・・
これは、前回のコチラの記事の、Zapier側のテンプレートに合わせた記載となります。
実際のポメラの画面のキャプチャはこんな感じです。
注意として、最初の5行は正確に記載が必要となります。
特に下記の点に注意してください。
- 記号 [ : ] は、全て半角
- :(コロン)の後ろには、半角のスペースが必要
- 5行目の === は全角のイコール
- カテゴリIDの部分は、数字で記載。
カテゴリIDの確認は、下記のサイトが分かりやすいです。
投稿IDとカテゴリーIDの確認
GmailアカウントへのポメラDM200からの認証設定
ポメラDM200のアップロード機能では、メール送信の仕組みを使います。
メール送信時には、ご自身が持っているメールアカウントを使用することになります。
ポメラDM200では、Gmail、Outlook、その他からメールアカウントを選べますが、今回は僕も使っている Gmail を使います。
Googleアカウントに、ポメラDM200からの接続を許可するため、
- Googleの2段階認証設定
- Googleのアプリ パスワードの設定
を行います。
この設定は毎回実施する必要はなく、初回のみ行えば大丈夫です。
手順の詳細は、こちらの記事で詳しく解説しましたので、参照してくださいね。
↓↓
Googleの2段階認証と、アプリ パスワード生成手順 画像付き
ポメラDM200からのアップロード手順
ポメラを開いた状態です。
ポメラDM200の、「Menu」キー → 「ツール」→ 「アップロード」の順に選択してください。
アップロード画面が表示されます。
一番上が選択された状態で、「Enter」キーを押下してください。
ネットワーク設定画面が表示されます。
接続可能なWi-Fiネットワークを選択し、「Enter」キーを押下してください。
(パスワードが求められたら、Wi-Fi機器のパスワードを設定してください。)
次に、メールアカウントの設定をします。
アカウントが選択された状態にして「Enter」キーを押下してください。
アカウント設定画面が表示されます。
「Gmail」が選択された状態で「Enter」キーを押下してください。
入力欄が表示されます。
メールアドレスと、アプリパスワードを入力します。
※ここで入力するのは、Gmailのログインパスワードではありません。
先ほどGoogleアカウントで取得した、ポメラ用のアプリパスワードです。
入力したら、「Enter」キーを押下します。
次に、メールの送信先を設定します。
「宛先」欄で「Enter」キーを押下してください。
宛先編集欄が表示されます。
名前は自由に付けてかまいません。
Zapier Emailを使うので、ここでは「Zapier」を入力しました。
メールアドレスは、コチラの手順で取得した Zapier Email を指定してください。
Zapier Emailが選択できる状態になりました。
「Enter」キーを押下してください。
いよいよアップロード可能な状態となりました。
「開 始」にフォーカスをあてて、「Enter」を押下してください。
アカウント接続中ダイアログが表示されます。
この後、アップロード完了のメッセージが表示されたら、記事の投稿は成功しています。
WordPressの管理画面を見てみると、こんな風に反映されます。
WordPressへの反映はうまくできましたでしょうか?
それでは、今回の記事はこれでおしまいです。お疲れ様でした。