WindowsのフリーソフトCLaunchなら使いたいファイルをすぐ起動できる
あなたは Windows を使っていて、
「あのファイル、どこにあったっけ?」
っていうことありませんか?
また、
「デスクトップにアイコンが沢山ありすぎて、どれが使いたいファイルか分からない」
とか、
「毎回フォルダまでたどって、ファイルをダブルクリックするのが面倒」
なんてことありませんか?
今日は、そんな悩みを解決する Windows のフリーソフト「CLaunch」を紹介します。
CLaunch とは?
「CLaunch」とは、「ランチャ」と呼ばれるジャンルのフリーソフトです。
こんな感じにファイルやアプリを登録しておいて、ここから使いたいファイルやアプリを選ぶと起動できるソフトです。
ファイルやアプリを登録するときは、マウスで CLaunch にドラッグ&ドロップすることで簡単にできます。
基本的な使い方
上記の CLaunch のウィンドウは、普段は表示されていない状態となります。
何かファイルを起動したい時に、設定しておいたキーボードを押すと、上記の CLaunch のウィンドウが表示されます。
そして、使いたいアイテムを選択することにより起動すると、CLaunch のウィンドウも同時に消えるようになっています。
↓こんなイメージです。(4コマアニメです)
CLaunch のウィンドウを表示させるためのショートカットキーは、下記のように CLaunch のオプション画面で設定できます。
(この例では、「Windows キー + J」を、CLaunch の表示に割り当てています。)
また、ショートカットキーだけでなく、マウスの動作(ウィンドウの端をクリックしたり、回転させたり)を割り当てることも可能です。
デスクトップにショートカットを置いておくこととの違い
CLaunch がもし無かったとすると、たとえばデスクトップにショートカットを登録しておいて、デスクトップを表示してからアイコンをダブルクリックして起動することになると思います。
ですが、それだと元々使っていたウィンドウが全て最小化されてしまいますよね。
その点 CLaunch なら、今使っているウィンドウはそのままの状態で CLaunch が表示され、使いたいファイルを起動したら、もともと使っていたウィンドウは全て元の表示状態で残ってくれるのでとても便利です。
また、デスクトップに散らかっているアイコンを CLaunch に全て登録してしまえば、デスクトップ自体がスッキリする、という利点もありますね。
複数のページを切り替えて使える
CLaunch の上部にはページ切り替え用のタブが付いていて、複数のページを切り替えて使うことができます。
「ページ」は、必要に応じて追加することもできますし、ページの名前も用途に合わせて変更することもできます。
特に、用途や目的に合わせてページを作っておくと、過去使っていたファイルも見つけやすいという利点があります。
僕の場合、職場ではサーバ上のファイルをすぐに起動できるようにどんどんアイテムを登録していったので、今では30ページ以上のページがあります。
まぁ、そんなに沢山のファイルを登録してあっても普段使うものはその中のごく一部ではあります。
ですが、1年前に使っていたようなファイルが急に必要になることも時々あり、このような場合にはページを整理して構成しておくととても便利です。
設定ファイルがテキスト形式で扱いやすい
僕が CLaunch を使っていて特に便利だと思う点の一つに、設定ファイルがテキストファイルであることが挙げられます。
↓↓こんな感じのテキストファイルです。
これにより何が便利なのかというと、
- 登録されているファイルやアプリを検索できる
- サーバの引越し時など、ファイルのパスを一括置換できる
という利点があります。
これについて、1つずつお話していきますね。
登録されているファイルやアプリを検索できる
登録するファイルやアプリが増えてくると、
・CLaunch にそもそも登録されているか?
・どのページのどのあたりに登録されているか?
が分からなくなってくることがあります。
# そうならないために、日頃から CLaunch に登録されているファイルやアプリを整理しておけばよいのですが。。
ですが、CLaunch 自体には登録されているファイルやアプリを検索する機能は付いていません。
その代替案として、CLaunch の設定ファイルから検索するという方法があります。
CLaunch の設定ファイルは、タイトルバーの右クリックメニューから辿れる場所にあります。
右クリック ⇒ メンテナンス ⇒ データフォルダ を開くを選択します。
開いたフォルダの「CLaunch.ini」が、CLaunch の設定ファイルです。
ファイルを開いて例えば「メモ」の Excel ファイルを検索すると、
おお、見つかりましたね!
また、どのページに登録されているかも、大きくページの順番に登録されているため、設定ファイルを上の方にスクロールすると分かります。
・・・確かに「Page 2」に登録されていますね。
サーバの引越し時など、ファイルのパスを一括置換できる
あなたの職場ではファイルサーバの引っ越しなど、時々ありませんか?
(僕の職場ではあります)
そんな時、CLaunch が無い場合だと、ショートカットのリンク先を一つ一つ変更しなくてはならず、とても面倒です。
その点、CLaunch なら、登録されているファイルやアプリは全てテキストファイルで管理されているので修正時にとても便利です。
例えば、こんな感じに「\\server001\」というサーバのファイルが CLaunch にいっぱい登録されているとします。
もし、サーバが「\\server002\」に移転する場合には、下記の要領で一括置換してしまえばよいのです。
↓置換後の設定ファイルです。これを上書き保存すれば、対処完了となります。
(今回のキャプチャの例では1か所しか置換されていませんが、実際には数十箇所、数百箇所を一気に置換できるため、非常に強力です)
まとめ
今日の話をまとめると、
- CLaunch なら、使いたいファイルやアプリをすぐに起動できる
- 複数のページを切り替えて使えるので、目的のファイルやアプリを探しやすい
- 登録されているファイルやアプリは設定ファイルで管理されるので、扱いやすい
でした。
僕は出来れば余計なアプリはPCに入れたくない派で、使っているアプリは厳選を重ねたものなのですが、そんな中でも CLaunch はどうしても外せない必須アプリです。
無料で使えますので、ゼヒゼヒあなたも使ってみて下さいね。
CLaunch のダウンロードはコチラです。
↓↓
http://hp.vector.co.jp/authors/VA018351/
それでは、今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません