Dカーネギー 道は開ける 16章 ありのままの自分をさらけ出す大事さ

2018年5月13日

こんにちは、べっちです。

最近カーネギーの記事が多くなってきましたが、今日もDカーネギー「道は開ける」からの記事で

16章「自己を知り、自己に徹する」

についてお話します。


僕はどちらかというと、というよりもかなり引っ込み思案な方で、人付き合いがあまり得意ではありません。

特に複数人の輪の中に入って雑談するということが特に苦手です。
 

週末には娘をスイミングに連れて行くのですが、レッスンが終わるまでは娘が泳いでいるのを小一時間ぼーっと眺めていることになります。

そんな時、知り合いのママやパパ達がけっこう話しかけてくれたりもするのですが、そんな輪の中にいたとしても

「ハイ」
とか
「そうですね」
とかしか言えず、質問されても短い言葉で端的に答えることしかできなくて、とても歯がゆい思いをします。
 

僕は決して、人付き合いが嫌いというわけではありません。

むしろ周りの人と仲良くおしゃべりできたら、さぞ楽しいだろうなぁ、うらやましいなぁ、と思っています。
 

僕がこんな風になってしまった原因はきっと、小学校の頃にいじめられていたことや、中学生の時にクラス中の女子からなぜか嫌われていたことが大きいと思います。
 

小中学生の時の苦い経験から、

「ありのままの自分を出したら嫌われる」

という気持ちが心の奥の方に刻まれてしまい、人付き合いに対して臆病になってしまったのです。
 

そんな僕にとって、「道は開ける」の第16章の内容は、勇気をくれるものでした。

周りの人が求めているのは、ありのままの僕

この本には、長い間僕がコンプレックスを抱いていたことと真逆のことが書いてあります。

むしろ、「自分らしくふるまう」ことを推奨しています。

・欠点を隠そうとして自分を押し殺しても、周りの人は認めてくれないということ、
・周りの人が求めているのは、ありのままのあなた自身だということ

を強調しています。
 
関連する具体例も載っており、そのうちのいくつかを挙げますと

  • 出っ歯を気にして隠すようにして歌っていた駆出しの歌手が、アドバイスに従い大きな口を開けて歌唱力と楽しさを込めて歌いまくり、映画やラジオの一流スターとなった
  • チャーリー・チャップリンが爆発的な人気になったきっかけは、周りの反対を押し切ってオリジナリティを出したこと
  • 著者のDカーネギーも、著述家のアイデアを寄せ集めて作った原稿を全て捨て、自分自身の経験から書き上げた本がベストセラーになった

など、ありのままの自分を出したことによる成功例が沢山乗っています。
 

これだけの成功例があるのなら、僕が
「ありのままの自分を出したら嫌われる」
と思っていたのは、もしかしたら単に僕がそう思い込んでいただけなのかもしれません。
 

僕も分かってはいたのです。

何を話しても
「ハイ」
とか
「そうですね」
とかしか言わなかったら、話している方はつまらないですよね。。
 

だとしたら、ぎこちなくなってしまうかもしれませんが、聞いた話に対して正直に感じたままを話した方が、相手もきっと面白いでしょう。
 
あとは、何か聞かれたら、端的に答えるだけではなく何かもう一言添えてみる、とかですかね。
 

トラウマもあってそんなに簡単ではないかもしれませんが、人前でも少しずつ「ありのままの自分」を出していけるようになっていこうと思います。

嫌われると思っていたのは、きっと僕の思い込みに過ぎないのですから。

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会社の仕事でも自分らしく!

会社の仕事って歯車に比喩されることもあるくらいで、たとえば僕が急に体調を崩したとしても他の誰かがやってくれたり、代わりの効くことが多いです。

また、僕のやっている仕事はSEなので、最終的にお客さんに納品する設計書やプログラムは、会社として均質のとれたものが求められます。
 

こういうこともあり、普段は意識しないですが、
「僕じゃなくても、いくらでも代わりはいるんだけどね」
とどこかで思っている部分はあるかもしれません。

仕事の楽しさが不足していて悩んでいたりもするのですが、これも楽しくない原因の一つなのかもしれない、と思いました。
 

そんな時こそ
「ありのままの自分を表現する」
は大事になってくるかもしれませんね。
 

そういえば以前は、
・ちょっと脇道にそれたりとか、
・プロセスの改善を図ったりとか、
・分かりやすい絵を書いて情報共有するとか、
仕事に関しては「ありのままの自分」全開で取り組んでいたような気がします。

最近その精神をちょっと忘れていたかもしれません。
 

もし「自分らしさ」が周りにも求められているのだとしたら、以前のように脇道にそれて工夫を凝らしたりすることに時間を使ってもいいかもなぁ、と思い始めました。

それが仕事の楽しさにつながるのなら、一石二鳥で素晴らしいかもしれないです。

終わりに

ちょっと今回の僕の例(前半のやつ)は、コミュ症っぷりがヒドすぎてあんまり参考にならなかったかもしれないですね。。

でも、「道は開ける」の16章には本当に良いことが書かれていて、16章のためだけでも買って読む価値ありだと思います。

もちろん他の章も、悩みを解決するのに参考になる話がいっぱいです。

よろしければ、あなたも Dカーネギー「道は開ける」お読みになってみてはいかがでしょうか?
 

それでは、今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。

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