Dカーネギー「道は開ける」レビュー特集と、実践してみた後日談

2018年5月13日

こんにちは、べっちです。

このブログでは、今まで複数回に渡り

Dカーネギー著「道は開ける」
の中から、とてもためになると感じた章について、感想などをお話してきました。

今日は、その中でも
特に僕の心に響いた教え
実際に試してみて感じたこと
について、特集としてお話させていただきます。



 

「道は開ける」とはどんな本?

まずは、ご紹介する本「道は開ける」について簡単に紹介させていただきます。

この本は、全世界でも大変影響力のある自己啓発書で、日本だけで200万部以上を売り上げている大ベストセラーです。
 

この本の内容を一言で表すなら、
「悩みを解決する教科書」
です。
 
Dカーネギー氏ご本人や、多くの人の実体験に基づき、悩みを克服して幸せに生きるための具体的な方法が分かりやすく書かれた本となります。
 

どの章も大変参考になる内容ばかりだったのですが、特に素晴らしいと思ったのは、以下のトピックとなります。

  • 先の見えない辛さから救われる方法
  • 仕事の楽しみ方
  • 幸せになる秘訣

それでは、順にお話させていただきますね。

先の見えない辛さから救われる方法

来る日も来る日もクタクタになるまで働いて、それでも「そり立つ壁」のように膨大な仕事が積まれ・・・

「こんな状況はいつまで続くんだろう。。
 まるで出口見えないトンネルの中にいるみたいだ。。」

あなたはこんな風に感じたことはありませんか?
 

僕は何度となくこのような感覚に悩まされ、数えてみたら今年で会社生活16年目です。

もうこんな会社辞めたいと思ったことは何回もあります。

(実際本気で辞めようと思ったの2回です。
 うち一回は次の仕事まで決まっていて、寸前になり思い留まりました。)
 

まぁ僕の場合はここまで追い詰められることは稀ですが、それでも多少なりとも先の見えない閉塞感は日々感じてきました。
 

そんな中、「道は開ける」1章に書かれていたこの言葉はかなり強く僕の心に刺さりました。

明日のことを考えるな。明日のことは明日自身が考えるだろう。一日の苦労はその一日だけで十分だ。

・・・言いかえると、
「今日だけ頑張ればいい」
ということです。

このことは、
「この先ずっと頑張らなくてはいけない」
と途方に暮れることと比べたら、心の負担は全然違います。
 

この考え方は、実践してみると本当に効果てきめんです。

例えば「しんどいなぁ」と思った時に、
「今日だけだったら頑張るか。今日だけ。」
と考え直すことで、自分を奮い立たせることができるのです。

本当に効果があるので、ぜひあなたもやってみてくださいね。
 

なお、さらに詳しくは下記の記事でお話していますので、よろしければご覧くださいませ。
↓↓
悩みの処方箋 Dカーネギー「道は開ける」1章 毎日が新しい人生 感想

仕事の楽しみ方

膨大な量の仕事があったとしても、いったん着手してノってきたら、作業に没頭していたなんてことはよくあります。

これは、ある意味 仕事を楽めている と言えると思います。
 

本当はいつもこの状態で仕事に取り組めたらいいのですが、現実はなかなかそうは行きません。

やる気が出なかったり、どうしても集中できなかったり、ということはどうしても出てきます。

これは、仕事を楽しめていない状態と言えると思います。
 

それでは、どうすれば仕事を楽しみ、集中した状態に持っていくことができるでしょうか?

これについて、本書でいくつかヒントをもらえたのでご紹介しますね。
↓↓

方法 詳細
歌を歌ってアゲる
⇒ 12章の記事へ
沈んだ気持ちから立ち直る方法として、楽しそうに振る舞うこと、そして例えば歌でも口ずさむことが紹介されています。
 
これは確かに効果があり、僕は最近洗濯物を干しながら B’z を歌ってテンション上げています。
 
でも職場では声に出して歌うのはまずいので、頭の中で歌うようにしています。
自分らしさ全開で!
⇒ 16章の記事へ
数多くの成功体験の秘訣として、「ありのままの自分」を出すことの重要性を説いています。
 
そういえば以前の自分は、仕事中に脇道のそれつつ、プロセスの改善だったり情報共有だったりすることが多く、今より仕事を楽しんでいた気がします。

今はやるべきことを優先しており、それはそれで良いのかもしれませんが、以前のようなスタイルも時にはいいかもなぁと考えているところです。

自分に励ましの言葉をかける
(27章)
これは、「ガンバレ自分! 楽しめ自分!」と心の中で自分に語りかける方法です。
 
とてもシンプルな方法で本当かな?と思いましたが、実際やってみるとちゃんと効果あります!

一日の半分以上は仕事に費やしているわけですから、少しでも楽しく集中して仕事に取り組みたいものですよね。

あなたの仕事ライフにも参考になりましたらうれしいです。
 

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幸せになる秘訣

幸せって何でしょうか?
どうやったら人は幸せになれるのでしょうか?

・幸せはお金では買えない・・・
・幸せはあなたの心が作る・・・

よく聞く言葉ではありますが、具体的にどうすれば幸せになるかという「方法」がこれだけだと分かりません。
 

でも、「道は開ける」ならちゃんと方法が書いてあります。

18章 「二週間でうつを治すには」に書いてあることは、幸せになるための究極とも言える「方法」です。

その方法とは、
人に興味をもち、楽しませることで頭をいっぱいにし、自分のことなんて忘れてしまうこと

です。
 

この教えは、元いじめられっ子で現コミュ症の僕に大きな気づきを与えてくれました。
 

人は誰でも自分のことに興味を持ってほしいものですよね。

自分のことに興味を持って話しかけてくれたら、やっぱりその気持ちって伝わってくると思いますし、うれしいものですよね。
 

だから逆にこれを、自分から人に対してしてあげればよい、ということなのです。

きっと相手もうれしいはず。
 

しかも、相手だけでなくて自分の幸せにもつながるとは、凄い秘訣です。
 

この教えにより僕は、職場でも割と積極的に人に話しかけることができるようになり、得るものがとても大きな章でした。
 

また、やってみて分かったのですが、人に話しかける機会が増えると、逆に話しかけられる機会も増えてきたことに気付きました。

人に話しかけられるとやっぱりうれしいな、って実感している今日このごろです。

終わりに

今日のまとめとしては、

  • 先の見えない辛さから救われる方法は、「今日一日だけ頑張る」という意識を持つこと
  • 仕事の楽しむには、「ありのままの自分」でいること。自分を励ますこと。頭の中で歌ってテンションを上げること
  • 幸せになる秘訣は、自分のことは忘れて他人に興味を持ち、喜ばせることに注力すること

でした。
 

カーネギーの本を読んで僕は、人として少し成長ができたかもしれない、と感じています。

本を読んでこのような感覚になるのは初めてです。
 

本当に良書に巡り合えてよかったです。
教えてくれた友人に感謝です!!
  

カーネギー『道は開ける』について興味が出て来た方は、下記Amazonのページでレビューを読んでみて下さいね。
↓↓

それでは、今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。

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