悩みの処方箋 Dカーネギー「道は開ける」1章 毎日が新しい人生 感想

2018年5月13日

こんにちは、べっちです。

今日は僕が悩んでいる時に友人から教えていただいた本
Dカーネギー「道は開ける」
のお話になります。

「道は開ける」とはどんな本?

Dカーネギー著「道は開ける」とは、「悩みを解決する方法」に特化した自己啓発本です。
 

世界的に有名な本でベストセラーにもなっているので、もしかしたらあなたもご存じかもしれませんね。

(僕は友人から教わるまでは全然知らなかったのですが。。)
 

本の内容は、「悩みを解決する」ためにどうすればよいか、実例と共に具体的な手順が書いてある実践的な内容となっています。
 

今日はその中から、第一章の「今日、一日の区切りで生きよ」についてお話させていただきます。

未来のことで思い悩んでも仕方がない

僕は現在 38歳の会社員で、4歳と0歳の娘がいる2児のパパです。

娘を毎朝保育園に連れて行き、その後会社に行って夜遅くまで働き、結構大変で毎日クタクタになります。
 

娘のことはもちろん可愛いですし、会社は忙しくて時にブラックなことはあってもやりがいは感じています。

ですが、
「この忙しい毎日はいつまで続くのかな。。」

と気が遠くなってしまうことは、しばしばあります。
 

また、実はこのブログも、せっかく始めたんだから頑張って続けようと思いつつ、習慣になるまでは大変なこともあり、

「3ヶ月後、続けられているだろうか?」

と心配になることもありました。
 

そんな中、「道は開ける」の一章にある、

「明日のことを思い悩むな」
「毎日が新しい人生である」

という言葉は僕の心をだいぶ軽くしてくれました。
 

しんどい思いをすることもありますが、
「明日以降のことは考えず、今日一日だけ頑張るだけならなんとかなるかな?」
と、少し楽観的に捉えられるようになったのです。
 

明日も明後日もその次もその先も、大変なことは続くかもしれませんけど、大変だと思うのはその日になってからで十分ですものね。

それを今日から思い悩んで気が遠くなっていたのでは、二重に悩んでしまうことになってしまい、損です。
 

だから、先が思いやられそうになったときには気持ちを切り替えて、今日、目の前のことに集中することが大事だと教わったことは、僕にとって大きな収穫でした。

たったこれだけのことで僕の中の
「先が見えない生き辛さ」
は、そこそこ軽減したかな?と思います。
 

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心に刺さったフレーズ

一章の中にこのようなフレーズがあります。

小さい頃は「大きくなったら…」と言い、
青少年は「大人になったら…」と言い、
大人になったら「結婚したら…」と言い、
結婚したら、「退職したら…」と言う。

しかし、

いざ退職してみたら
過ぎ去りし一日一日の連続が、
もう取り戻すことはできない
人生そのものだったと人は気付く。

 
・・・今生きている今日という平凡な一日が、年老いた日に振り返ればかけがえのない一日なのですね。
 

やはり老人になってから後悔するのは嫌です。。
 

とはいえ、時には現実逃避してしまいたくなるのも仕方ないかもしれません。

でも、そんなことばかり繰り返し、後になって人生そのものに後悔することを考えるとゾッとします。
 

「今日という日、今という時間が、僕の人生そのもの」
 

・・・常に意識することは難しいかもしれませんが、少なくともしっかり頭に刻み込んでおこうと思いました。

明日のことを「悩む」のと「考える」のとでは違います

この本にも繰り返し書いてありますが、

「明日のことで思い悩むな」
というのは、

「明日のことを考えるな」
という意味ではない事には注意が必要です。
 

悩むことと考えることは別だということです。

むしろ、明日の準備、未来のための準備は、しっかりしておくことを推奨しています。

今日のことはしっかりやって、明日のこともちゃんと準備して、その上で先々のことを考えて悩むことはやめよう、ということなのですね。
 

僕のガンの例でいうと、ガンの再発を恐れてクヨクヨ悩んでも仕方がないけれど、再発防止のための生活改善はちゃんとしていこう、ということになります。

この本の三章にはクヨクヨ悩むことは病気を誘発するとありますし、やはり分からない未来に対して思い悩むのはやはりよくありません。

それに、老後に後悔することを心配する位なら、ちゃんとそれまでガンが再発せず生きられるように日々の生活が乱れないようしっかり考えて、具体的に行動していくことの方がよっぽど重要だなぁと思いました。
 

・・・まぁ、一切悩まないことは難しいと思いますが、悩むことのマイナス面をしっかり分かった上で、できるだけ具体的な行動ができる人になりたいです。

まとめ

今日の話をまとめると、Dカーネギー「道は開ける」1章 を読んで得られた教訓は、

  • 未来のことでクヨクヨと思い悩んでも仕方ない
  • バラ色の遠い未来を夢想しても、いざその未来が来た時には過ぎ去った人生の日々に後悔するだけ
  • 明日のことで悩むのではなく、しっかり考えて行動することが大事

でした。
 

「道は開ける」は本当に良書ですので、他の章についても今後の記事でレビューさせていただき、読んでくださる読者さんとシェアできたらなぁと思ています。

それでは、今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。

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