加計・森友問題 根底にある口利き文化が日本人の命と健康を脅かす
こんにちは、べっちです。
今日はこのブログでは久しぶりに政治の話で、加計学園と森友学園の問題についてお話します。
モリ・カケ問題、正直どうでもよかったのですが
加計学園・森友学園の問題、実は僕自身、正直あまり興味ありませんでした。
首相がこれらの案件にどの位関わっていたのかも、どうでもいいかなと思っていました。
というより、
「別にそれ位いいんじゃない?」
と安易に考えていました。
実際のところ、首相は全く知らなかったってことは無いと思いますが、・ちょっと知っていた程度だったのか、
・ズブズブの関係だったのか、今となってはもはや分かりません。
ですが、他の大事なことをちゃんとやってくれるなら、多少のことは大目に見てもいいんじゃないかなぁと思っていたのです。
今の日本は、・対外的な驚異はかつてないほど緊迫していますし、
・福島原発の処理も難航していますし、
・国の借金は膨れあがる一方ですし、途方もない大きな課題が山積みの状態です。
なので、取るに足らない問題を
ここぞとばかりに執拗に責め立てる野党を見ていると、
「足の引っ張り合いはもう止めてほしい、
野党のどこかが政権をとっても、
どうせ以前の民主党みたいになるに決まってるのだから。
こんな時くらい一丸となって
国の難局を乗り切ろうとは思わないのかな。」
と、少しヤキモキしながらテレビを眺めていました。
ちなみに、僕自身は完全な無党派層で、
選挙では消去法で自民党に入れることが多いです。
そういえば10年くらい前、
民主党に入れたのは大失敗でしたが。。
完全不起訴になってみると…
つい先日、佐川国税長官を始め38人の関係者が、全面不起訴となりました。
これにより、森友学園の問題については完全に幕引きになったという話です。
加計学園についても同じく、加計学園側からの誤情報についての謝罪で、終止符が打たれたとのこと。
(とはいえまだ今後も引きずりそうな気もしますが)
2年以上もよく続いたなぁと思う反面、終わってみてふと思ったことがあります。
モリ・カケ問題は、取るに足らない問題だったという感想はやはり変わりません。
ですが、日本の政治のこういう『口利き』という習慣がある以上、他の分野でもこういったことが蔓延していることは容易に想像できます。
そして怖いのは、この口利き文化が人の健康・命に関わる分野にまで波及してしまうことです。
以前コチラの記事で、政治献金と乳化剤についての利権にまみれた話をしました。
↓↓
添加物のジレンマ 無添加の巧みなウソ 乳化剤と政治献金の怖い話
記事を要約すると、
「世界中で規制が広まっている添加物が日本で減らない理由は、食品業界と政治家が法に触れない範囲でヨロシクやってしまっているため」
という内容になります。
・・・モリ・カケ問題と、「口利き」という意味で根っこは完全に同じですね。。
そういう意味だと、今回モリ・カケ問題で「口利き文化」という膿を出せなかったのは、惜しいことをしたなぁと思います。
結局政府側は誰も責任を取ることがなかったということは、
「なんだ、口利き全然大丈夫じゃん」
と、これからも悪どいことがのさばり続ける前例となってしまったかもしれません。
今まで悪どいことをしてきた人が今回のことで胸をなで下ろしているかと思うと、ちょっと悔しいです。
願わくは、2年間も追求される政府の姿が見せしめになって、多少は健全な政界になってほしいものです。
そして、人の命や健康に関わる分野の政治家には、今回のモリカケ問題で冷や汗をかいたのであれば、一度気を引き締め直して公務にあたってほしいなぁと思います。
まとめ
今日の話をまとめると、
- モリカケ問題は取るに足らない問題だと思っていたけれど、どうせなら「口利き文化」の膿は出しきって欲しかった
- 人の命・健康に関わる分野でも「口利き」がのさばっているのは悲しい。今回の政権を反面教師として気を引き締め直してほしい
でした。
とまぁ色々と文句も言いましたけど、
基本僕の考えは、人間なんて誰しもそんなに清廉潔白じゃないんだから、多少のことは
「まぁいいんじゃない?」
と思ってしまうほうです。。
そういえば学生の時に適正職業の診断では
・警察官は絶対向いてない
・保育士は割と向いてる
でした。
実際はどちらでもないシステムエンジニアの道に進みましたが。
これはこれで向いてたのかなぁ。15年以上続けられているわけだし。
それでは、今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。
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